【☆】「めんどくさい」の心理抵抗をなくす10の工夫(その1)

卵 10個

どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。

 

 

前回の記事で、「めんどくさいがなくなる4つの原則」を紹介しました。

 

今回は、めんどくさいがなくなる4つの原則の4つ目「工夫をして、とにかく行動する」について、工夫の方法をシェアしていきたいと思います。

 

何かを新しく始める時や、まだ習慣化されていないことを習慣化することは、心理抵抗が大きいです。

 

特に最初の1歩は、とても重たく感じるもの。

 

そのため、最初の一歩を踏み出して、心理的な抵抗を減らして続けられるようにするための工夫が大切です。

 

本記事では、心理テクニックを使った効果的な工夫についてシェアしていきたいと思います。

 

 

では、早速!

① 初期状態維持の法則

夕日 積まれた石

 

1つ目の心理テクニックを用いた工夫は「初期状態維持の法則」を利用することです。

 

人は無意識に今までの状態を維持しています。

 

初期状態を変えるのには、とても心理的な抵抗が伴います。

初期状態は、「普段通り」と言い換えるとわかりやすいかもしれません。

 

つまり、人間は意識しないままでいると初期状態維持の法則によって「普段通りの無難な選択をしてしまう」ということです。

 

早朝のランニングを習慣化しようとする時には、この初期状態維持の法則を意識すると、心理的な抵抗を減らすことができます。

 

まず前日にランニングウェアを着ます。

靴下も履いておきます。

新品の靴は前日のうちに履いておくか、それだと、どうしても寝られないという人は、枕の横に置いておくのです。(Via:100頁)

 

朝起きたら、あとは玄関へ行くだけという状態にしておくのがポイントです。

 

つまり、ランニングをするための初期状態を前日の夜からセットしておくということです。

 

 

すると、「初期状態維持の法則」が生まれて、心理的抵抗を受けずにランニングに行くことができるのです。

② 小さく始める

フローラル

 

2つ目の行動し始めるための工夫は、「小さく始める」です。

 

ランニングをする目的は、人によって様々だと思います。

最終的には、「マラソン大会で優勝したい」「健康な体を取り戻したい」など。

 

そうした大きな目標を達成するための、最初のステップは、まず玄関に行くことです

 

夜寝る前にランニングウェアを着た。

靴下も履いた。

「明日は玄関に行くぞ」と、玄関に行くことだけを決めます。

起きたら、何も考えることなく玄関に行くと決めるのです。(Via:100-101頁)

 

前回の記事(めんどくさいがなくなる4つの原則)の3番目の原則を思い出してみてください。

 

人は考えれば、考えるほどめんどくさいと感じます。

 

そのため、考える隙を与えないことが大切です。

 

もし朝起きて、玄関へ行くという行動をあらかじめ決めていなかったら、どうなるでしょうか?

 

 

朝起きます。

そして、ランニングウェアを探します。

「あれ、タンスのどこにしまったっけ?この部屋じゃないかな?」

 

家中を探し回ります。

「そういや、昨日買ったランニングシューズを箱から出さなきゃ。あ、紐が通ってない。」

と結局めんどくさくなって、布団に戻ってしまうことになります。

 

どんな小さなことでもいいので、自分の行動を最初に決めておけば、考えなくて済みます。

 

考えなくて済むということは、めんどくさいと感じることなく、その行動に取り組むことができるというわけです。

 

 

小さな行動をあらかじめ決めておく。

 

「初期状態維持の法則」とセットで使うと、より効果的。

③ インテンション(意図)をセットする

脳のスイッチ

 

3つ目の工夫は、「インテンション(意図)をセットする」です。

 

インテンション(意図)とは、望む結果のことを指します。(Via:103頁)

 

たとえば、6人家族がショッピングモールの飲食店でディナーをすることになりました。

しかし、時間も時間なのでどこもいっぱいです。

 

お父さんは、「こんな時間に6人掛けのテーブルなんて空いているわけないよ。何か買って帰って家で食べよう」と言いました。

 

しかし、子供たちは「きっとどこか6人掛けのテーブルが空いているお店があるよ」と言って、探し回りました。

 

すると、驚いたことにちょうど目の前の店から6人家族が出ていくのを目にしました。

結果として、その家族は美味しいディナーを満喫することができました。

 

これが、インテンション(意図)です。

 

インテンション(意図)をセットすると、「うまくいかないかも」という心理抵抗を減らして、行動できるようになります。

 

もし子供たちが「きっと、どこかに6人掛けのテーブルが空いているお店がある」とインテンション(意図)をセットしなければ、お父さんが言った通り、家で食べていたでしょう。

 

常に、その時「自分が何を感じたいのか」「どういう体験をしたいのか」というのを明確にして、インテンション(意図)をセットします。

そのようにすると、自然と行動できるようになり、望む現実が引き寄せられてきます。(Via:105-106頁)

 

つまり、「自分がどうしたいのか」を自分で決めて、それを信じて行動することで、物事が実現するということです。

 

 

インテンション(意図)をセットすることで、「うまくいかないかも」という心理抵抗を減らして、行動できるようになります。

④ アクションリストにすでにやったことを入れる

チェックリスト

 

4つ目の工夫は「アクションリストにすでにやったことを入れる」です。

 

繰り返しになりますが、何かを習慣化するときには、最初の一歩が一番大きなエネルギーを必要とします。

 

ということは、最初の一歩でも、あたかもすでに数歩先に進んでいるような心理トリックを使えば、スムーズにできます。(Via:106頁)

 

アクションリストとは、毎日の行動リストのことです。

 

たとえば、「○○さんにメールを送る」「○○さんに電話をする」などが、それにあたります。

手帳に書いたり、付箋にして机に貼っていたり、最近ではスマホのメモ帳などに書いている人もいます。

 

 

では「最初の一歩でも、あたかもすでに数歩先に進んでいるような心理トリック」とは、どんなものなのでしょうか?

 

 

皆さんは何かに取りかかる前に、前段階として何かをしていることはありませんか?

 

たとえば、英語の勉強を始めようと思った時に、本屋さんへ行って参考書を買ったり、どんな教材がいいかを調べたりしますよね。

 

英語を勉強するのが目的だから、教材を買ったり、調べたりするのは、当たり前だと思うかもしれません。

 

ですが、そういう当たり前のこともアクションリストに書いてみると、不思議と達成感が生まれてどんどん行動できるようになります。

 

  • 教材を買いに行く
  • どの教材が良いのかを調べる
  • 英会話教室を調べる
  • 英会話教室に通う

 

これからは、そういう当たり前のこともアクションリストに入れてみてください。

書いてチェックマークを入れると、自分は数歩先に行っているから、そのあとの足取りが軽くなります。(Via:107頁)

 

どんな小さな当たり前のことでも、リスト化してそれを達成していくことで、次の行動をする心理抵抗を減らすことが出来ます。

 

 

小さな達成を重ねることで、自信がついて、重い一歩も踏み出せるようになるということです。

⑤ 人の助けを借りる。人を巻き込む

外国人女性

 

5つ目の工夫は「人の助けを借りる。人を巻き込む」ことです。

 

たとえば、勉強するのがめんどくさいと思ったときは、友達を誘って図書館に行く。

めんどくさいと感じているけど、目の前で友達が勉強しているのだから、自分も勉強しようという気持ちになる。

 

自分1人でやったらなんだかめんどくさいけれど、人と一緒だったらできてしまう。

こういうときに、人を巻き込むのです。(Via:108頁)

 

 

もしくは、自分がやりたくないことや苦手なことは人にお願いしてやってもらいます。

 

著者の鶴田氏は、このように言っています。

 

たとえば、私は会計や簿記に興味がないので、全て税理士さんに丸投げしています。

ホームページ作りは、起業当初は自分でやっていましたが、デザイン性はイマイチでした。

作業自体つまらないし、時間がかかって、なかなか進みませんでした。

( ⋯ 中略⋯)

自分にとってめんどくさいことは、人に助けを求めると、皆がハッピーになれるのです。

「めんどくさい」と思ったら、人の助けを借りられないかなと考えることをお勧めします。

(Via:108-109頁)

 

もちろん助けを借りるためには、誠意やお金を払うこともあると思います。

そして何よりも、信頼関係が大切だと思います。

 

家族や友人を巻き込んで、一緒にやろうと誘ってみるのもいいかもしれません。

 

 

1人ではめんどくさくても、人と一緒ならできてしまう。

「めんどくさい」ことは、思い切って人に頼んでしまう。

 

 

こうすることで心理抵抗を減らして、行動していけるようになります。

おわりに

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

今回は、めんどくさいがなくなる4つの原則の4つ目「工夫をして、とにかく行動する」について、工夫の方法をシェアしました。

 

 

10の工夫のうち1〜5までを紹介しました。

6〜10番目までの工夫は、以下の記事で紹介しています。

 

 

【心理抵抗をなくすための工夫】

 

① 初期状態維持の法則

→人は無意識に今の状態を変えることに心理抵抗を感じる。

② 小さく始める

→小さな行動をあらかじめ決めておくと、考えなくても済む。

③ インテンション(意図)をセットする

→望む結果を自分で決めることで「うまくいかないかも」という心理抵抗が減少する。

④ アクションリストにやったことを入れる

→どんなささいなことでも、リスト化すると自分が数歩先を行っている心理状態になる。

⑤ 人の助けを借りる。人を巻き込む

→1人ではめんどくさくても、人と一緒ならできてしまう。「めんどくさい」ことは人に頼む。

 

 

3つ目のインテンション(意図)をセットすることは、とても重要だと思います。

 

なぜなら、人は自分の限界を他人の言葉によって、決めてしまいがちだからです。

 

 

たとえば、子供がプロサッカー選手になりたいと言ったときに、信頼している人(主に親)に「そんなのなれるわけがない」と言われたらどうでしょうか?

 

おそらく、自分はプロサッカー選手にはなれないんだと、思い込んで夢を諦めてしまうことでしょう。

 

しかし、子供のプロサッカー選手になりたいというインテンション(意図)を本人だけでなく、周りの人たちも信じて応援してあげると、必ずその夢は実現すると思います。

 

 

「無理だ」

「絶対できない」

 

 

否定的な言葉が、世の中に飛び交っています。

 

 

 

こんな言葉に負けず、強いインテンション(意図)をセットして、それを信じて行動し続けることで夢が実現すると私は信じています。

 

 

 

 

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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。

 

いつも誰かのお陰様☆

 

 

 

 

 

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