「うぬぼれ」=「勘違い」?
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
いつも季節の話ばかりですが、すっかり秋の気候になりましたね。
(季節の話は、当たり障りがないので(笑))
今日からの3連休、皆さんはお出かけの予定などありますか?
私はいつも通り、自宅でゆったり過ごすつもりです。
さて今回は、ある本の中に少し興味深い詩が書かれていたので皆さんとシェアしたいと思います。
詩のタイトルは、「かけがいのない人」。
他人を軸に生きていると、本当の自分を見失う。
本当に自分がしたいことをするために必要な思考法。
私はこの詩から、そんなことを感じました。
では、早速!
「うぬぼれ」=「勘違い』
そのビビッときた詩とは何かというと、サクソン・ホワイト・ケッシンジャーという人物の詩。
私なりに要約すると、自分で自分のことを他人から必要とされていると思ってはいないか?
もし必要とされていると考えているのなら、それは「うぬぼれ」であり「勘違い」だ、ということです。
少し長くなりますが、以下、引用させていただきます。
自分で自分のことを重要人物と思っているなと感じたら、取り出して読むことにしている。題名は「かけがいのない人」だ。
自分は偉いと思う時がある
エゴが大きく咲き誇る時がある
自分が部屋中で一番賢いのは
当然と思う時がある
自分がいなくなった後、誰もその穴を
埋められないと思う時がある
こんな簡単なことをするだけで
どれだけ謙虚になれるだろう
バケツに水を一杯にして
片手で手首まで水をつける
手を水から抜いたときの穴の大きさが
あなたが抜けた後の穴の大きさ
手を入れる時、思い切り水飛沫を飛ばしても
渦巻きになるまでかき回してもいい
でも手を止めれば
たちまちバケツの水は元のまま
この風変わりなお話の教訓は
とにかく最善を尽くし
自分に自信を持て
でも忘れるな
この世にかけがいのない人などいないのだから
もし自分に何かあったら、地球の回転が止まり、誰もが気づいてくれると信じたい、そうあって欲しいというのは誰しもが思うことだ。しかし、誰が死のうが地球は回り続ける。だから、ケッシンジャーのアドバイスは非常に的確なのだ。(VIa:170-172頁)
この詩の1行目にあるように、人は誰しも自分が偉いと思うことがあると思います。
しかし、そんな時に少し考え方を変えることで、長期的な自分の成長に繋がったりする。
このケッシンジャーの詩は、深く高尚な詩だと思います。
「自分がいなくなったらあの人が困る(周りに迷惑をかける)」
「自分がやらないと、誰かが困る」
かつて私もこう思うことが多々ありました。
しかし、ケッシンジャーは、「自分がいなくなったら誰かが困る」と思うことは「単なる自分のエゴだ」と言っています。
バケツの水から手を出すと
バケツの水に手を入れると、手が入っている時、その場所は自分の手で埋まります。
ですが、その手をスッとバケツから出すとどうでしょうか?
そうです。
スパッと手を抜いてできた空間は、またたく間に他の水で埋まり、水面は綺麗な平面に戻ります。
こんな言い方をすると、「冷たい考えだ」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし現実として、自分(あなた)がいなくともその空間は案外すんなりと埋まります。
それを「自分がいなければ、だれかが困る」という考えでいると、困ったことが起きます。
周りの心配ばかりして、自分の本当にしたいことができません。あなたがいなくとも、その空間はなんとかなります。
自分のしたいことや新しい挑戦をしないことは、自分が1番被害を受けます。
そして、もし私が死んでも、皆さんが死んでも、困る人など誰もいません。
自分が死んだら困る人がいる、と考えることが「うぬぼれ」であり「勘違い」に過ぎないのだとこのケッシンジャーは言っっています。
「勘違い」を認識すること
しかし、ここで一つ注意点があります。
だからといって、私(あなた)は「生きている価値がない」という訳ではありません。
問題なのは、「自分が死んだら誰かが困る」という「勘違い」を自分自身で認識することです。
私(あなた)が死んでも地球は回り続けます。
水の入ったバケツから、手を抜いた時に水がその空間を埋めて元の平面に戻るように、全てが元に戻ります。
ですから、そういった考えは「勘違い」に過ぎない。
その勘違いに縛られたまま生き続けていると、生きづらさを感じると思います。
「うぬぼれ」=「勘違い」
私は、この詩からうぬぼれと勘違いは同じものだと感じました。
「他人のために生きる」という考えから「他人を気にせず、自分らしく生きる」ということが必要です。
皆さんはこの詩をどのように、読まれたでしょうか?
感じ方は、三者三様、十人十色だと思います。
ビビットきた詩だったので、シェアさせていただきました。
よければ、ご意見ご感想等教えてください。
常に学ぶ姿勢を持って、謙虚に生きたいものです。
とはいっても、意識しなければ謙虚さを失ってしまうことが多いですが ⋯。
まだまだ修行が必要。
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