【☆】立ち止まってもいい。ゆっくり人に優しく生きていく考え方【思考法】

灯篭とお地蔵さんの画像

どうぞ、1度立ち止まってください。

 

 

どうも。明日は通院日で少し気分が憂鬱なmasa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。

まだまだメンタルが弱いなぁ自分(笑)

 

さて今回は、枡野俊明氏の『心配事の9割は起こらない』から学んだことを皆さんにシェアしたいと思います。

 

本記事の内容は、本のタイトルとは少しズレるのですが、例のごとく私が「いいな」と感じた箇所をピックアップして紹介していきます。

 

ピックアップした部分以外の内容も、とても勉強になりました。

本のタイトル通り、人(特に日本人)は起こらないことを心配しすぎだということが書かれていました。

 

そのままですね(笑)

 

本記事では、禅の視点から

  1. 立ち止まってもいい。
  2. いい言葉を使う。
  3. 「寛容」に生きる。

といった3点について、私なりの解釈とともに紹介していきます。

 

 

では、早速!

立ち止まってもいい

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成功したと呼ばれる人のビジネス書を読んでいると「これまでの人生、ひたすら目標に向かって走り続けてきた」と書かれているのをよく目にします。

 

そんな言葉を目にすると、すごいなと思うとともに、自分はいつも休んでばかりだと反省することがあります。

 

しかし、どうやら休むことは悪いことではないみたいです。

禅語にこんな言葉があります。

 

 

「七走一坐(しちそういちざ)」

 

7回走ったら、1回座ってみましょう、ということです。

 

ひた走る人生もそれはそれでかまわないと思いますが、禅語は、止まることは決して悪いことではない、むしろ、大事なことなんですよ、と教えています。(Via:54頁)

 

止まる、ということは自分を見つめ直す時間をつくること。しっかり止まって自分を見つめ直すことで、「自分とは何か」を知ることができると思います。

 

特に躓いた時や失敗した時、それには必ず「原因」があります。その時に大切なのは、原因を明らかにすることです。

そのために、止まって考えてみる。

 

中国古典で「一日一止」という言葉があります。

「止」の上に、「一」を乗せると「正」という字になります。1日に1回、止まって自分を振り返ることは「正しい」ことだというわけです。

 

前で走り続けている同僚や友人の背中を見ながら、自分の歩を止めるのは不安なことかもしれません。しかし、禅も中国古典も「大丈夫だ」と請け合っています。安心して止まって、さまざまなことを「考える時間」をつくってください。(Via:56頁)

 

しっかり止まって、ゆっくり自分を見直す時間をつくってみませんか?

 

周りと比べる必要はありません。

自分のペースでゆっくりと、立ち止まって考えてみましょう。

いい言葉を使う

優しくなる

「悪事千里を走る」という諺があります。

意味は「悪い行いや悪い評判はすぐに世間に知れ渡る」ということです。

コトバンクで「悪事千里をは走る」を調べる

 

他人の陰口や悪口で盛り上がったツケは、必ず自分に返ってきます。

陰口や悪口を言った分、どこかで自分も同じように陰口や悪口を言われています。

 

人の陰口や悪口は「百害あって一利なし」です。

 

陰口や悪口とは反対に、禅語に「愛語」という言葉があります。相手を慈しみ、心で語るという意味です。

 

 

そして、鎌倉時代の禅師道元によって著された『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』の中にはこんな言葉があります。

「愛語は愛心より起こる、愛心は慈心を種子とせり。愛語よく廻天の力あることを、学すべきなり」

意味は「相手に慈しみの心をもって語る愛語は、天地をひっくり返すほどの力がある」ということ。

 

 

つまり、相手を思いやる優しい言葉には、計り知れないパワーが宿っているということです。

反対に、負の言葉にも大きな負のパワーが宿っていると言えます。

 

 

「愛語」で大切なのは、相手を心からしっかりとみて、いいところ、長所を見つけて褒めることです。

褒められて嫌な気持ちになる人はいません。そのため、相手に「愛語」をかけると相手からも「愛語」が返ってきます。そうすると

 

どちらも嬉しい気持ち。

 

優しい世界です。

素敵だと思いませんか?

 

 

ここで1つ注意点があります。

「とにかく相手を持ち上げて、褒めておけばいい」と安易な褒め方はNGです。

見えすいたお世辞や、おべんちゃらでは相手の心に届きません。

 

その人といて自分が本当に「いいな」と感じるところを、心から伝えること。

 

そうすると、自分も相手も嬉しい気持ちになる。

 

 

言葉のもつ力は、計り知れません。

相手を思いやる言葉(愛語)で世界中が溢れれば、争いなど無くなるかもしれないですね。

「寛容」に生きる

外国人の家族の画像

 

前回の記事でも、少し書きましたがマイペースに生きるために必要な考え方は「人は人、自分は自分」です。

 

ゆっくり優しく生きていくためには「寛容」であることも必要です。

 

 

 

 

10人の人がいれば、考え方は10通り。

1人1人の性格も個性も全く違ったもの。

 

「寛容」でいるための、基本的な考え方です。

 

しかし私たちは、このことを頭では理解しているのですが、いざ目の前に自分の考えと違った人が現れると、イライラしたりしてしまいます。

 

 

なぜなのでしょうか。

 

 

私は、人は無意識に常に相手より優位に立ちたいという「欲」をもっているからではないかと思います。

そのため、自分の価値観や意見を他人に押し付けたくなる。こう思ってしまうのは、人として自然なことだと思います。

 

問題なのは、自分が優位に立ちたいと思った自分の「欲」に気づいて、どう行動するかです。

ここで「十人十色」を思い出します。

 

十人十色、みんな違ってみんないい。

自分の価値観も素晴らしいし、相手の価値観も素晴らしい。

 

みんな考えが違うのは当たり前。

 

 

そう思うことで、自分の価値観を無理に相手に押し付けることなく、「寛容」でいられそうです。

そして、相手を大切にできた時には、「よく寛容でいられたね」と自分を褒めてあげることで、自己肯定感が高まり、自分に自信が付く。

 

自分にも相手にもプラスです。

 

 

世界中の人に「寛容」に生きる。

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

今回は枡野俊明氏の『心配事の9割は起こらない』から学んだことをシェアしました。

 

 

  • 立ち止まってもいい。「七走一坐」

立ち止まってはいけないという心配は、必要ありません。ゆっくり立ち止まって、自分を見直してください。

 

  • いい言葉を使う。「愛語」

思いやりのある優しい言葉(愛語)を積極的に使うことで、自分も相手も嬉しい気持ちになりましょう。

 

  • 寛容になる。「十人十色」

相手より優位に立ちたいという「欲」が出てきた時には、「十人十色」を思い出して、相手の個性を認める「寛容」な心をもちましょう。

 

 

 

読書から学んだことを実生活で実践することで、少しずつですが私自身の「心」が穏やかになっていっている気がします。

興味をもたれた方は、できることから少しずつ実践してみてください。

 

 

 

自分に優しく、人にも優しく。

 

どんな人でも認める、受け入れる。

 

 

人は1人では生きていけないのですから。

 

支え合って生きて生きましょう。

 

 

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それではまた。

 

いつも誰かのお陰様☆

 

 

 

 

 

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