「ま、いっか」で穏やかな人生を
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
今回も前回に引き続き、心屋仁之助氏の『- 仕事・人間関係 – どうしても許せない人がいるときに読む本』から学んだことをシェアしていきたいと思います。
前回の記事は、「許せない」の心理を知っておくと人生がラクになるよって話。
今回は「どうすれば人を許せるのか」みたいな話。
では、早速!
前回の記事では、「許せない」と思い続けることは結果的に自分にとって、損をしていることになるよという記事をシェアしました。
「頭ではわかっているけどやっぱり許せない」
こう思っている人は、相手に何をして欲しいと思っているのでしょうか。
今自分が思っている「許せない」出来事は、相手にどうしてもらうと「許せる」ようになるのでしょうか?
そして、「こうしてくれたら許せる」という思いは、実際に実現することが可能なのでしょうか?
「相手がこうしてくれたら、許せるのに」
こうした思いは、人間誰しもがもっている思いです。
しかし、これは言い換えれば
「自分のいいなりにならなければ、許せない!」
という、かなり自己中心的で、むちゃくちゃな考えですよね(笑)
こんなことを考える自分は、自分を傷つけた相手よりも、よっぽど残酷で性格が悪いと思いませんか?
「相手がこうしてくれたら、許せるのに」というものは、みなさんもっています。
しかし、その多くは実現困難、あるいは実現不可能なことが多いです。
そして、そのことを、多くの人はうすうす気がついているのです。(Via:44頁)
私たちは、「こんなことを思っていても、相手がしてくれるわけないよね」と心の中で気づいていながらも、自分が許せない原因を、相手のせいにしているようです。
暴言を吐きまくる上司が、ある日突然、「今まですまなかったね」と謝ってくれるとは到底考えられません。
こちらの気持ちを全く理解しようとしない恋人が、突如として、ものわかりのいい人に変身することはないでしょう。(Via:44頁)
「許す」ためには「他人を変えて、自分の欲しい現実を手に入れる」という、自己中心的な考えを捨てる必要があります。
その反対で、「許す」ためには、
「自分が変わる(成長する)」
これが相手を許すための、最も簡単な方法です。
そして、自分の人生をより楽しく、より豊かに、より満足いくものに」する方法なのです。
相手を自分の思い通りにすることはできません。
「相手は決して変わらない」
ぐらいに思っておいた方が、気持ちがラクです。
相手を自分の思い通りにすることなど、不可能。
それなのに、相手に「こうして欲しい」という思いが捨てられなければ、いつまでたっても「許せない」から抜け出せなくなってしまいます。
どうせ相手は変えられません。ならば、自分が変わるしかないのです。
相手になんとかしてもらおうとはおもわないこと。
相手が変わってくれることをあきらめ、自分でなんとかするのです。(Via:46頁)
生きる視点を「相手」から「自分」にずらす。
これが人を「許す」ための大きな第一歩。
相手ではなく、自分が変わるんです。
相手を許すためには、自分が変わる必要があります。
では、どのように自分を変えていけばいいのでしょうか?
第1ステップは「相手は変わらない」という現実を受け入れることです。
「相手は変わらない」ということは
ということ。
「あんなヤツは、多分いつか罰が当たって、不幸になる!」とあなたが呪いにも似た気持ちを抱いても、多分相手は不幸にはなりません。
いまままで以上に、愉快にハッピーに暮らしていくかもしれません。
結局、心も体もガチガチになって苦しんでいるのは、あなただけなのです。(Via:49頁)
悔しいですよね、つらいですよね、チクショーって思いますよね。
でも、それはただの独り相撲。
自分で自分の人生をつまらなくしているだけ⋯。
ですから、「相手に何かしてもらうこと」をあきらめて、「損してもいっか」と思ったほうが断然イイ!
「謝ってもらえなくても、ま、いっか」
「奪われたままでも、ま、いっか」
「傷つけられたままでも、ま、いっか」
「わかってもらえなくても、ま、いっか」
「誤解されたままでも、ま、いっか」
「認めてもらえないままでも、ま、いっか」
「失礼な態度を取られたままでも、ま、いっか」
この状態を、とりあえず受け入れてみるのです。(Via:50頁)
何が起こっても、「ま、いっか」です。
「ま、いっか」と思ってしまえば、「許せない」という感情がスーッと消えていきます。
「許す」ことの第一歩は、まず自分が変わること。
「ま、いっか」と声に出して、現実を受け入れてみる。
「ま、いっか」が習慣化してくれば、最後の仕上げは「損してもいい!」と覚悟を決めること。
前回の記事で、私たちが特に許せないと思うときには
「大切なものを奪われたとき」
「欲しいものをもらえなかったとき」
があると書きました。
ですから、「損してもいい!」と覚悟を決めるということは、「奪われたままでもいい」「もらえないままでもいい」と自分で納得することです。
これってかなりの勇気がいることですよね⋯。
「許す」というのは、結局「損する」ということを受け入れることです。
「損してもいい!」覚悟を決めることで、心の中に変化が起きます。(Via:52頁)
「許す」=「損する」
許せない相手に対して、「なんとか自分の思い通りに変えたい」と思っている限り、不毛な戦いは続きます。
まったく勝つあてのない消耗戦に、あなたの心は疲弊するばかりです。(Via:54頁)
勝つあてのない無駄な戦いはやめて、さっさと白旗を上げるほうが、よっぽど賢いと思います。
だから、「許す」
「損してもいい」と覚悟を決める。
その覚悟ができれば、あなたは確実に変わって(成長して)いきます。
穏やかに、安心した気持ち
常に笑顔で、感謝の絶えない
愛に溢れた、そんな世界が自分のまわりに存在していることに気がつきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回も前回に引き続き、心屋仁之助氏の『- 仕事・人間関係 – どうしても許せない人がいるときに読む本』から学んだことをシェアしてきました。
いかがでしたか?
「許すことは損すること」です。
「許せない」「損したくない」と思ったときでも、「ま、いっか」と声に出して許してみる。
「損する覚悟を決める」
そうすると、その先には他人に縛られない、穏やかで幸せな人生が⋯
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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
いつも誰かのお陰様☆
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