とことん落ち込もう!
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
今回は、作新学院大学 笠原彰教授の『気持ちの片付け方』から学んだことをシェアしていきたいと思います。
落ち込んだとき、なかなかうまく切り替えができず悩んでしまうことってありますよね⋯。
しかし、その解決方法は意外にも「とことん落ち込む」ことにあるようです。
では、早速!
落ち込んだときには⋯?
私たちは普段、仕事や家庭、そして友人関係などで「落ち込む」事が多いかと思います。
「いつまでも落ち込んでいては⋯」
「早く切り替えなきゃ!」
と思う事がしばしば。
しかし、こんな風に思っていても、なかなか上手く気持ちを切り替える事ができないのではないでしょうか?
そういうときは、中途半端に落ち込むのではなく、とことん落ち込むことで、切り替えが早くなります。(Via:18頁)
何か落ち込む事があった時は、
「なんで自分はバカなんだ」
「あ〜もう、本当にダメだなぁ」
などと、自分に対してダメ出しをして、とことん落ち込みましょう。
中途半端な落ち込みではなく、徹底的に⋯。
徹底的に後悔して、葛藤してください。
周りの環境が許すのであれば、声に出したり、ジェスチャーを入れるなど、行動を入れてみてください。(Via:18頁)
「落ち込み」を心の中で留めるだけでなく、行動に表すことで、「今自分は本当に落ち込んでいるんだな」と実感することができます。
落ち込んだときは、とことん落ち込む
実はトップアスリートたちも落ち込んでいる
スポーツでもこの「とことん落ち込む」という方法は効果的で、トップアスリートたちもこの方法を実践しているみたいです。
野球を見ていてホームランを打たれたピッチャーが下を向いて、うなだれているところを目にしたことはありませんか?
テニスでは、サーブをミスしたら、大声で叫んだり⋯。
これらの行動は、単にメンタルがブレているのではありません。
その全くの逆で、トップアスリートたちは意図的に、自分へのダメ出しをしっかりと表現しています。
トップアスリートほど、自分へのダメ出しを表現して、次への切り替えを明確にしているのです。
落ち込む時間を決める
この「とことん落ち込む」のに、重要なポイントは、落ち込む時間を決めることです。
- 10秒だけ落ち込む
- 10歩歩く間は落ち込む
この落ち込む時間は、競技種目によって変わってきます。
野球の場合、投手なら、次のバッターに投球するまでの数十秒間、テニスなら、次のサーブまでの数十秒間、ゴルフなら10歩歩く間の時間などです。(Via:19頁)
また、落ち込む時間をどのように決めるかは、個人によっても変わってきます。
たとえば、
- 会社で嫌なことがあった
- 家で悲しいことがあった
- 友人関係で落ち込むことがあった
など、シチュエーションによって、「落ち込む時間」と「落ち込む方法」を決めておきます。
「落ち込む方法」とは
- 頭を抱える
- 大きなため息をつく
- 肩をガクッと落とす
- クッションにパンチする
- 悲しい歌を歌う
など、自分なりの「落ち込む方法」を決めておいて、落ち込んだ時にはその行動を取りながら、とことん落ち込みます。
この「落ち込む方法」を決めておくのは、「今自分は落ち込んでいるんだ」と認識するためです。
落ち込む場所も、人目が気になる人は会社のトイレや、家に帰って自分の部屋で、帰り道の途中で、など自分が思いっきり落ち込める場所で、落ち込んでみましょう。
「落ち込む時間」と「落ち込む方法」、そして「落ち込む場所」を決めておこう
なぜとことん落ち込むのがいいのか
と、ここまで落ち込んだときは、とことん落ち込んだ方がいいと、書いてきましたが、実際にはなぜ、とことん落ち込むことがいいのでしょうか。
その答えは⋯
「時間を決めてしっかり落ち込む」ことは、大きくジャンプするために、しっかりしゃがむ、ということに似ています。
時間を決めて、十分にしゃがめば、切り替えの力は蓄えられ、しっかりジャンプできるということです。(Via:20頁)
とことん落ち込むことは、次にしっかりとジャンプするための「タメ」のようなものです。
バネなんかも1度、目一杯に縮むと、より高く飛ぶことができますよね。
自分へのダメ出しや落ち込むことは、良くないことだという考え方もありますが、実際はプラス思考だけでは解決できないことの方が多いと思います。
落ち込まない生活など、ほぼ不可能。
ですから、しっかりと落ち込んで、早く切り替えることが大切なのです。
「落ち込む」ことは当然だと考える
最後に、日常生活では「落ち込む」ことが突然やってくることを当然だと思っておくと、ずいぶんと気持ちが楽になります。
- 落ち込むことは何も自分だけではない
- トップアスリートも憧れのあの人も、みんな日常で落ち込んでいる
こうした考えを日頃からもっておくことで、必要以上に落ち込んだり、気持ちの切り替えに時間がかかったりすることを予防できます。
「切り替えとは、次への集中」です。
誰でも落ち込むことはあります。
「時間を決めてしっかり落ち込む」自分のルールさえ身につけておけば、切り替えがしやすくなります。(Via:21頁)
自分なりの「落ち込みのルール」を決めておく。
そして、とことん落ち込んで、切り替える。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は、作新学院大学 笠原彰教授の『気持ちの片付け方』から学んだことをシェアしてきました。
いかがでしたか?
- 落ち込んだときは無理せず、とことん落ち込む
- 「落ち込む時間」を決めておく
- 「落ち込む方法」を決めておく
- 「落ち込む場所」を決めておく
- とことん落ち込んで、切り替える
落ち込んで〜♪ 落ち込んで〜♪
落ち込まれて〜♪ 落ち込んで〜♪
ってしてるうちに、落ち込むことに飽きてきたりするので、「落ち込んでいる自分」を、認めてあげて、堪能するまで「とことん落ち込んでみる」と、また違った自分を発見できると思います。
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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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