良い面に焦点を当てる習慣を
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
今回は、幸せになるための8分間、最後の8分間目「気持ちの切り替え方を身につけよう」についてシェアしていきたいと思います。
きっと、幸せになるための、1分間目〜7分間目までをお読みの方は、もう幸せになるための様々な考え方やトレーニングをマスターされているのではないでしょうか。
最後の8分間目では、「気持ちの切り替え方」を身につける方法を!
この8分間目を読み終わった後、あなたはきっと、いつでも自らの力で幸せを感じることができるようになるでしょう。
では、早速!
突然ですが、ある面白い実験をしてみましょう。
1番から1つずつ順番に行なってくださいね。
どうでしょうか、できましたか?
おそらくできないはずです。
これは脳のRASによる自然な現象です。
RASとは、「Reticular Activating System(細網活性系)」の略で、脳の中で、焦点を合わせる役目を持つ部分です。
たとえば
といったものが、身近に感じるRASの働きです。
このRASの働きを利用することで、上手く気持ちの切り替えができるようになるのです。
このRASの働きが幸せになることと、どんな関係があるか、筆者の言葉を借りていいますと⋯。
その働きを考え、私たちはもっと注意しなければなりません。
というのも、人は焦点をあてたものだけをみているのです。(Via:108-109頁)
初めの実験のように、青いものに焦点を当てれば多数の青いものが目につくようになります。
同様に、人生の悪いところばかりに焦点を当てて生きていれば、悪いところばかりが目につきます。
「自分の人生が不幸だ」と思って生きていれば、RASが無意識に働いて、不幸を裏付けるための証拠を集め出すというわけです。
悪い面ばかりに目がいってしまう。
⋯最悪です。
反対に、自分は幸せだというスタンスで生きていれば、RASが無意識に、幸せだという証拠を探してくれるのです。
⋯最高です。
ですから、たとえある出来事が最初はとてもひどく思えたとしても、その出来事の良い面に焦点を当てることが大切です。
良い面に焦点を当てる訓練をすることで、「気持ちの切り替え方」が少しずつ、上達していきます。
目と耳が不自由であったことで知られる、ヘレン・ケラーは、出来事の良い面をみるプロでした。
そんなヘレン・ケラーは生涯でこんな言葉を残しています。
1つのドアが閉まれば、もう1つが必ず開きます。
しかし閉じたドアばかり見る人があまりに多く、そんな人は新たに開くドアの持つ可能性を見ることができないのです。
ここで重要なのは「1つ悪いことが起きれば、それは良いことが起こるチャンスだ」という思考ができるかどうかです。
つまり、悪いことが起きたとき、自分でどこに焦点を当てるかを、自由にコントロールできるようになれば、すぐに気持ちの切り替えができて、「幸せになれる」というわけですな。
とはいっても、
「そんなのプラス思考すぎるんじゃない?」
「悪いことは、悪いことだよ!」
と思う方もいらっしゃると思うので、こんなお話を ⋯。
ボブ・プロクターという人物がいます。
彼はカナダの潜在能力コンサルタントの第1人者であり、人間の心に関しては恐ろしいほどの知識の持ち主です。
そんな彼は、反極性の法則と呼ぶ理論を唱えています。
これは全てのもの反対の極を持っているということです。
たとえば
といった感じに。
このことを日常生活に当てはめてみると、
どんなに悪い出来事でも、そこには必ず良い面が隠れています。
これが反極性の法則です。
問題なのは、悪い出来事そのものではなく、「悪い出来事の中に隠れている良い面」を探そうとしない私たち自身だということです。
仮に、家に泥棒が入って家財が盗まれたとします。
「泥棒に入られると、さすがに良いところはないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、良い面に焦点を当てて考えてみると、意外と多くのことが見えてきます。
もし泥棒に入られていなければ、決してこんな行動をとらなかったでしょう。
しかし、泥棒に入られたおかげでこれだけの行動をすることができたのです。
もしかすると、防犯のために飼った犬と過ごす毎日が、生きがいになっているかもしれません。
ほかにもこんな良い面が⋯。
盗難事件のおかげで自己防衛のため柔術を身につけようと思うかもしれません。
もしそうだとすれば、健康増進も図れ、自尊心の向上も間違いなく期待できます。(Via:118頁)
そしてこんなことも。
例えば、服が全部盗まれたとしましょう。
保険金で衣装ダンスの服を全部新調できます。
服が盗まれなければ到底できなかったことでしょう。
もしテレビが盗まれたのなら、ずっと前から家電店で目をつけていたあの最新型テレビを買うよい機会となります。(Via:118頁)
もちろん、泥棒に入られることは好ましいことではありません。
ですが、自分の考え方次第で、その悪い出来事を良い出来事へと変化させることができるのです。
こうした考え方こそが、気持ちを切り替えるためには重要なのです。
「幸せになる8分間」も、いよいよ大詰めです。
最後は、朝起きたときに憂鬱でも、昼間憂鬱でも、夜寝る前に憂鬱でも、いつでも気分を一新させて、すぐに楽しくなる、とても効果的な方法を紹介して、終わりにしたいと思います。
まずは、自分にこんな問いを投げかけます。
「私にとって幸せなことは何か?」
そしてその答えをリストアップしていきます。
自分のことを思ってくれる人をリストアップしても良いですし、自分の才能を書き出すのも良いでしょう。
自分が得意なことや、今までで成功したことなども良いですね。
改めて考えてみると、たくさんの幸せが思い浮かんでくると思います。
そして、気分が落ち込んだ時には、この「幸せリスト=私にとって幸せなこと」を思い出すのです。
「幸せなこと」で脳をいっぱいにして、「脳の再プログラム」を行います。
方法はたったこれだけ。
すぐに気持ちが一新しますよ☆
ところで、私は1型糖尿病という病気を抱えています。
食べ物を食べる前には、インスリン注射が必要です。
インスリン注射がないと、生きていくことができません。
インスリン注射さえ打てば、食べられないものはないのですが、やはり血糖値のことを考えると、少しためらってしまいます。
当たり前に、買い食いをしたり、山盛りのチャーハンをバクバク食べたり、ジュースをガブガブ飲んだりできるだけで、幸せなんだと思います。
この「当たり前の幸せ」ついて、筆者もこんなことを言っています。
あなたは目が見えますか?
それだけでも幸せで感謝すべきことです。
足が2本ありますか?
そのためならどんなことでも犠牲にすると思っている人は世界中に何万といるでしょう。
仕事に就いていますか?
特に好きな仕事ではないかもしれませんが、それでも仕事に就くことが夢だと思っている人は世界に何億といます。
夜寝る場所はありますか?
庭にスイミング・プールが欲しいとか、バスルームを改装したいと思っているかもしれませんが、やはり屋根のついた場所で眠れない人は何百人といます。(Via:126頁)
私たちが、今の当たり前に感謝することはたくさんあります。
あなたが幸せを感じることは何ですか?
リストを作ってみて、悪い出来事が起きた時には、「幸せリスト」を思い出してみましょう。
自分の作った「幸せリスト」を見れば「人生、案外捨てたもんじゃないな」と思うことでしょう。
幸せになるためには、良いことを思い出すことです。
そうしなければ、人はどんどん悪いことばかり考えてしまいがちです。
全てはモノの見方、考え方の問題なのです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は幸せになるための8分間、最後の8分間目「気持ちの切り替え方を身につけよう」をシェアしました。
気持ちが落ち込んでいる時には
と頻繁に自分に問いかけてみてください。
そうすれば、ついさっきまで悪いと思っていた出来事が良いチャンスであることに気がつきます。
人生の悪いこと1つにつき、20の良いことを考えられるようになれば、シメたもの。
そして神経を通して、自分の脳にあなたの「幸せリスト」を伝えてみてください。
きちんと伝えることさえできれば、あとは放っておくだけで、脳があなたを幸せな気分にしてくれます。
気分が落ち込んだ時にはぜひ、「幸せになるための8分間目」を試してみてくださいね☆
「まだ他の方法を読んでないよー」って方のために、下に記事をまとめておきましたので、少しでも何かの役に立てば幸いです。
<「幸せになるための8分間」記事まとめ>
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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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