【☆】読書の方法を見直して、より良い読書習慣をつくっていきませんか

本棚と大量の本の画像

読書について考えてみる。

 

 

どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。

 

昨日今日と雨の日が続いて、気温は涼しくて過ごしやすい気候です。

しかし、やっぱり雨だと困ることも ⋯。

災害などの心配も増しますし、何事も適度が一番ですね。

 

 

さて、今回は自分の読書法を見直して、より良い読書習慣をつくる視点についてシェアしたいと思います。

 

そもそも読書って?

自分はなんのために読書しているの?

 

 

漠然と読書をするよりも、意識的に読書をする方が質の高い読書ができそうです。

 

 

では、早速!!

楽しみながら本を読む

赤ちゃんが笑顔で本を読んでいる画像

人はなぜ本を読むのか

 

そもそもなぜ人は本を読むのでしょうか。

 

好きな作家さんがいるから、仕事で必要なスキルを獲得したいから、教養をつけたいから等々、理由は様々だと思います。

 

思い返せば、私はいつから本を読むようになったのか ⋯。

小学生の頃「コロコロコミック」という漫画本を読んでいた記憶があります。

 

それ以前は ⋯覚えていません。

 

というか、私は中学校、高等学校と自発的に読書をした記憶がありません。

本を読んだことといえば、読書感想文を書くために夏目漱石先生の「吾輩は猫である」を読んだことぐらいです。

 

しかも、私の中高6年間の読書感想文は毎年決まって「我輩は猫である」でした。

 

このころの私にとっての読書は、読書感想文を書くために渋々読む。

 

つまり、「何かの目的のために本を読む」という読み方をしていました。

 

しかし、大学生になると自分の興味のあるものを追求するために、本を読むようになります。

 

そして、現在ではスマホよりも本を持っている時間が長い。今、本を読むことが習慣化されていっている最中です。

 

このように、読書をする理由というのは、時間とともに変化していくと思います。

 

一度、自分が読書をする理由を振り返ってみると新たな発見があるかもしれません。

読書は「遊び」

 

小飼氏は読書は「遊び」だと言っています。

 

なぜならば、本を読むことは「義務」ではないからです。

 

その本を読むことをやめたからといって、物事がうまく回らなくなるかといったら、そんなことはない。読書は「〜しなければならない」ことではなく、「〜できればいい」くらいの「遊び」なのです。(Via:17頁)

 

なるほど、納得です。

 

読書は主体的に行うものであり、「〜しなければならない」といった「義務」ではありません。

 

人間は他者から「〜しなさい」と強要されたものに対しては防衛本能が働き、強要されたことを避ける傾向にあります。

 

読書を「義務」と捉えて、自分自身に「本を読みなさい」と強要すると、どうでしょうか?

 

つまり、他者からの強要同様、自分で自分に「〜しなさい」と強要している状態です。

そうすると、人間の防衛本能が働きます。

 

結果として、本を読むことを避けようとします。

 

 

読書は「遊び」

 

読書は遊びだから気軽に、そして気楽にできるもの。

この思考でいれば、本を読みたくないという気持ちは出てこなさそうです。

 

 

読書は「義務」ではなく「遊び」

楽しみながら読むことが大前提なのです。

本の2つのジャンル

本は大きく分けて、2つのジャンルがあります。

2つのジャンルとは、ノンフィクションフィクションです。

 

ノンフィクションは論文型、フィクションは物語型です。

厳密に言えば、ルポルタージュのような物語性を帯びたノンフィクションも存在しますが、大多数の本を大きく分けると2つのジャンルに分けられます。

 

ではノンフィクション、フィクションの本の読み方についてどういった読書法があるのでしょうか。

ノンフィクションの読み方

女性が本を読んでいる画像

まずはノンフィクションの読み方についてです。

ノンフィクションは構造を読む。これに尽きます。構造がわかれば読めたも同然です。(Via:84頁)

 

ノンフィクションは構造を読みます。

 

構造、つまり本の目次です。

 

目次を読めば、その本の半分を読み終えたようなものです。目次から、その本の構造を読み、自分なりに解釈して理解すればオッケー。

 

そしてもう一点。

ノンフィクションを読むというのは、自分の知らない事柄を拾っていく作業です。だから「これは知っている」という箇所は読み飛ばせるわけです。言い換えれば、本に書かれている内容から自分が獲得している知識を引いた分だけを読めばいい。(Via:87頁)

 

本を読んでいると「この部分、似たようなことを前に別の本で読んだな」と思うことが多々。

私の場合、心理学系の本を読むことが多いので、「あ、この実験、別の本で読んだ」と気づくことがあります。

 

「あ、これ前に読んだ」という体験を重ねていくことで、その内容が知識として定着していきます。

 

そして、本を読んだ時に前に読んだことと同じ事柄が出てくれば、その部分を読み飛ばすことができます。

 

飛ばし読みの読書法の画像

(89頁を参考に筆者作成)

 

そうして、読み飛ばす箇所が増えてくると、1冊の本を読破するスピードが上がっていきます。

 

今まで1時間に1冊読んでいたのが、1時間で2冊読めるようになる。

 

こうしていくうちに、知識も増えていきますし、何より読書が楽しくなってきます。

 

 

こうなればしめたものです。

どんどん本を読みたくなってくる。

フィクションの読み方

本から水が出ている画像

ノンフィクションとは違い、フィクションは最後まで読み通さなければその本がおもしろいのかつまらないのか、なんとも判断できません。(Via:90頁)

 

先ほどノンフィクションは、目次を見ればその本の半分以上を読み終えたようなものだと言いました。

しかし、フィクションは目次を読んだところで内容がわからないのが特徴です。

 

フィクションは物語。

 

ノンフィクションは、断片的に読むことが可能ですが、フィクションでは断片的に読むことができません。

 

フィクションは連続的に読んでいきます。

フィクションの読書とは旅なのです。その物語の世界に入り、歩いたり立ち止まったりして、新しい発見をするわけですから。(Via:91頁)

 

フィクションは時間をかけて、味わって読むといいと思います。物語の中の旅を楽しむ。

 

ゆったりまったりと。

 

せっかくの旅をせかせかと焦って読み進める必要はありません。自分のペースで読んでいって、その世界にどっぷりと浸かって読み進めていってください。

 

これがフィクションの読み方の1つです。

 

 

本の世界観に浸って、読み進める。

そうすると、まるで別世界にいるような感覚を味わえる。

真逆の考えの本を読んでみる

女性が悩んでいる画像

自分の意見に近い本を読む。これは実にラクな話かもしれませんが、そうしていくうちに、批判性や論理力は失われていく。そこで提案したいのが、自分の意見と真っ向から対立する本を読むこと。(Via:134頁)

 

自分の意見に近い本や、好きなジャンルの本を読むことは比較的にラクです。

 

しかし、いつも同じような本からの情報を得るということは、偏った思考になっていくといった危険性を含んでいます。

 

自分の意見と真っ向から対立している意見が書かれた本を読むことは、少し心苦しいことかもしれません。

人間関係でも同じことが言えます。いつも自分に嫌なことをいう人とはなるべく距離を置きたいものです。

そして人は、いつも自分の意見に賛同してくれる人がいい人だと思ってしまいます。

 

でもそれは「いい人」なのではなく「(自分にとって都合の)いい人」です。

 

本も一緒。

 

(自分にとって都合のいい)本ばかり読んでいると、自分の思考を成長させるチャンスが少なくなると思います。

 

自分の気に入った本ばかり読むのは、本に溺れる可能性があります。(Via:136頁)

 

自分と反対の意見が書かれた本の見つけ方として、ベストセラー本が一つのヒントになるかもしれません。

 

売れている本の中には、「そんなわけない」とツッコミを入れたくなるような本もあります。

ツッコミを入れるということは、自分の意見を持たなければなりません。

 

つまり、思考力や論理力が鍛えられるというわけです。

 

しかし、これは効果的な読書をするための1つの方法なので、必ずこうしなければならないというわけではありません。

 

 

読書は「遊び」

 

 

このことが大前提。

読みたい本、好きな本を読むことが第1優先です。

 

読書が習慣化されてきたときに、自分の読書の幅を広げるために、この方法を取り入れてみるのもいいかもしれません。

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

今回は、読書とは何かと考え直してみることでより良い読書習慣を得るための考え方をシェアしました。

 

自分自身を見つめ直して、私はノンフィクション(論文型)の本を読むことが多いので、意識をしてフィクション(物語型)の本を読んでいきたいと思いました。

 

新たな発見です。

 

 

自分の読書の癖を、自分自身で知ることが自己の思考の成長へのヒントになるのかもしれませんね。

 

 

 

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それではまた。

 

いつも誰かのお陰様☆

 

 

 

【引用・参考文献】

 

 

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