1型糖尿病についての作品を制作中!
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
様々な方が、自分の視点から糖尿病に対してのイメージや、体験談を書いてくださっています。
今回はMさんから投稿をいただきました。
それでは早速。
(本文は投稿頂いたものを一部編集したものです)
かつての私は、かなり酷い生活をしていました。
食事も適当に食べたいものばかり食べる。
そのせいで情緒不安定、自分の体を労ることをしていませんでした。
ある日私は膀胱炎を発症し病院へ行きました。そしてその帰り道にお昼ご飯を食べることにしました。
お腹が空いた分だけ食べる…自分の病気も忘れ食べていました。
その時の食事がクロワッサンにハンバーガーというとんでもないカロリー摂取量
今思えばありえないです。
「今日の夕方から真面目になるので…!!
勘弁してください…!!。゚(゚´▽`゚)゚。
今だけは食べることを許して…!!」
そんなアホみたいなツイートに反応をくれたのがきっかけで話をするようになりました。
ただ、話していくうちに血糖値をコントロールするために、炭水化物を抜いていることを知って
「私は食べたいものを食べたいだけ食べて申し訳なさすぎる…」
と思ったのが後日であります。
恐ろしや……。
糖尿病については、恥ずかしながら「1型糖尿病」「2型糖尿病」という種類があるのは知らなかったです。
私のおじいちゃんは糖尿病でした。でも「2型糖尿病」だと知ったのはごく最近のことです。
無知でごめん、おじいちゃん ⋯。
甘いものがやめられないおじいちゃんで、薬箱の底にお菓子を隠していたり ⋯。
当時小学生だった私は、お菓子を見つけてはおばあちゃんに報告 ( 笑 )
小さかった私は、おじいちゃんの病気は
「お菓子を食べちゃいけない病気」
としか思っていなかったのです。
この歳になって
たくさんの疑問が生まれました。
だって、分からないんだもん ⋯。
もっと前に糖尿病のことを知ってあげてたら、おじいちゃんのことも分かってあげられたのかな。って今なら思います。
そんなおじいちゃんはもう亡くなってしまったのですが。
過去のことを嘆くのはこのくらいにして…
今、私に何が出来ることは何かを考えました。
私にできることってなんだろう ⋯
糖尿病患者本人の気持ちは分かってあげられない。だから自分のできること考えよう。
できることを…と思ってやってみました。
意味はあるのかないのかわかんないけど、自分がやってみたかったから。
参考にはならないかもしれないけど。
① 炭水化物を抜いてみる
まさくんが炭水化物を抜いてるということを知って、私もおかずだけを食べたりすることにしました。
今までが食べ過ぎだったので、とんでもなく最初はキツかった。
でも、前よりも体の調子が良くなったりしてて…
今は晩ご飯だけ炭水化物を抜くようにして適正な量を調整するようになりました。
②甘いものを食べない
お酒好きの私が焼酎を好きになったのをきっかけに、甘いものを食べることが減りました。「減ったならいっそやめてしまおう」と思いやめてみました。
全然落ちなかった体重が少しずつ落ちるようになりました。
今まで消費してた分よりも倍以上のカロリーを摂取していたことが発覚!
今も甘いものは控えるようにしています。
食べちゃう時は食べちゃうけど(笑)
③外食を減らす。
昔の私は仕事のこともあって、朝昼はコンビニ弁当。
夜は出されたものをどんどん食し、中身が何かなんて気にしてませんでした。
ごめんなさい昔の私 ⋯。
今は自分で晩ご飯を作ってみたりしています。
作るよりも食べる派だったので、食材の切り方も気にしたことなくて、母親にめちゃくちゃ言われますが ⋯。
料理を作るのもストレス発散。気晴らしにもなって楽しいです。
④疑似体験
どうにか注射を打つ感覚を体験出来ないかと思い、ペンを注射器に見立てて食事をする前に1回腕に当てる。
そして、持続型注射のように時間を決めて1日1回腕を当てる。というように1日最低4回やることを3日続けてみました。
一言で言うと
「めんどくさい!煩わしい!」
と思ってしまいました。気分を悪くされた方が居られたら、ごめんなさい。
特に持続型の注射は、忘れちゃいけないのに何か作業をしてると忘れることが多々ありました。
そのうち持続型の注射を打つ時間に、アラームをかけるようになりました。
お昼ご飯を食べるの辞めようかなぁとか考えちゃいました。
などなど…
わたしはこれからも試していけることは実体験してみよう!と思っています。
私はあることで糖尿病に関する作品を現在、制作中です。
病気が原因でいじめられる子もいる
最初にその話を聞いた時思ったこと。言葉は悪いですが…
「 世の中、クソだな 」
って思っちゃいました。
悪い風に捉えられるのは、「1型糖尿病」のことを正しく知らないだけなんだ
理解があれば、患者の子供達もそんなこと思わないだろうし…
1型糖尿病についてネットで調べましたが、どれもピンとこなくて…難しくて…
子供でも分かる作品を作りたい!
「私の作品で知らない世界を知ることができるようになればいいなぁ」って、思うようになりました。
この間、関東で作品展があり糖尿病の作品を出品しました。
その中の私の作品に対してのコメントで
「少しでもこのお話が広がりますように」
と書かれていて…にやにやしてまいました。
「1人でもそう思ってくれる方がいてくれたなら成功だな」とか勝手に思っていました。
1型糖尿病の理解を広げるためにも、活動方法などを少しずつ考えて行きたいです。
中学生の頃からずっと「私なんて…」という考えを持っていました。
「私なんてなんの役に立つの?私なんてこんなことも出来ない…私なんて何も出来ない…私なんて…」
悪い風に自分を見ていました。
でも私の周りには素敵な考えの持ち主ばかりで支えられてきたのです。
「1人じゃ無理でもみんなでやれば大丈夫」
「頑固なんだから…むりしないで!」
「もっと肩の力抜こう!出来る出来る!」
今の私があるのはみんながいてくれたから、今度は私が誰かの為になりたい。
私は絵しか描けない ⋯。
でも絵を通して何かを伝えることは出来ると思う。
だからこれからも作品として自分の気持ちを表現できたらいいなと思います。
人と関わると、たくさんのことがあります。
めちゃくちゃ喧嘩して、でも話し合って、分かり合えれば一番いいけど。
みんな自分なりのごく普通な毎日がある。
「自分の当たり前は、他人から見たら当たり前じゃない」
つまり、何が言いたいかというと ⋯
自分のペースで生きていこう。
自分だけの人生なんだ悔いなく生きていこうよ少しずつ。
恥ずかしいけど…こんな機会これからないかもしれないから…
ここで自分の思いを書けて良かったです。
拙い文章でよくわかんない感じかもしれませんが ⋯。
ここまで読んでいただきありがとうございました‼
これにて失礼します!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
本文にもあったようにMさんには、1型糖尿病を題材にした作品制作という形で、活動に協力して頂いています。
自身のお祖父様も糖尿病だったと書かれていましたね。
糖尿病という病気は、私たちの生活の身近にあるもの。身近にあるのに、きちんと理解されていない。それが現状であると思います。
少しずつですが、啓発活動をしていくことが大切だと改めて感じました。
Mさんの投稿で、最も印象出来だったのが、「インスリン注射の疑似体験をしてみた」というところです。
小学生の頃、車椅子に乗って足が不自由な方の気持ち、アイマスクをして視覚障がいの方の気持ちを知ろうという授業を行ったのを思い出しました。
インスリン注射を「めんどくさい」と感じるのは率直な感想だと思います。
私も毎回、面倒だな ⋯と。
特に「持続型インスリン」は、24時間有効なものなので、注射を打つ時間が決まっています。
(インスリン注射の種類について説明しているサイト)
https://www.dm-town.com/life/ryouhou03.html?link_id=sd09
注射を忘れたりすれば、当然インスリンの効く時間にズレが生じます。
そうなると厄介。
私は、いつも夜12時に「持続型インスリン」を打っています。
でも、日によっては10時ぐらいからうとうとし出す時もあります。
そんな時は12時にアラームをセットして、その時間に起きなければなりません。
気持ちよく寝ていたのに、注射の痛みで目が覚めたりもします。
一概に「インスリン注射さえしていればいい病気」ではありません。
毎日の一瞬一瞬に影響を及ぼします。
最後になりましたが、投稿いただいたMさんありがとうございました。
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