もっと、自分を大切にしてみませんか?
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
昨日、北海道で大きな地震がありました。
北海道方面の方は、ご無事でしょうか?
余震も続くと思いますが、お気をつけてください。
そして、今日の日中気温、なんと28度でした!
このまま秋到来か?とワクワクしています。
実は私、夏があまり好きではないんです。
その理由は、昔から汗っかきなので、少し歩くだけで滝のように汗が出てくるからです。
食欲の秋、スポーツの秋、そして何といっても読書の秋を目前に、高まる気持ちが抑えきれません。
さて、今回は心理カウンセラー、心屋仁之助氏の『「うらやましい」と思ったとき読む本』から学んだことをシェアしていきたいと思います。
私も皆さんも、日常生活の中で他人のことを「うらやましいな」と思うことがあると思います。
テレビで大豪邸に住んでいる人を見てうらやんだり、素晴らしいプロポーションの女性とすれ違って、「自分もあんな風に生まれていればなぁ」とうらやむこともあるのではないでしょうか。
しかし、人のことをうらやんでも何一つ自分の成長に繋がりません。
成長どころか、反対に自身の自己肯定感を低下させてしまう危険性もあります。
本記事では、他人をうらやむことなく、かけがいのない自分を大切にするための考え方を紹介していきます。
では、早速!
足し算ではなく、引き算
足りないと考えてしまうと、自己肯定感が下がる
「才能は磨くことで輝き、伸びていく」ということに異論がある人は、そうはいないかと思います。でも、「輝く(ためには)」という言葉を聞くと、
・努力
・訓練
・知識をたくわえる
・技を磨く
・資格を取る
のように「あれが、足りない!」「これが、足りない!」と、どんどん足りないものを”足し算”するようなイメージでいませんか?(Via:28-29頁)
私も「足りない」「もっと、もっと」という風に考えていた時期がありました。
しかし、足りないと思えば思うほど「自分はなんてちっぽけな存在なんだろう」と嫌になるという繰り返し。
「足りない」「もっと、もっと」と思っている限り、永遠に心が満たされる時は訪れません。
それどころか、自己肯定感が下がっていく一方です。
「もっと、もっと」を捨ててみる
どうやら「磨く」というのは何かを身につけて、足し算することではなさそうです。
「もっと、もっと」という「足し算思考」ではなく、いらないものを自分から削ぎ落としていく「引き算思考」が必要です。
いらないものとは、私たちが小さな時から周りに教え込まれて、身に染み付いている思い込み(固定概念)です。
心屋氏はその思い込みの例を、以下のように挙げています。
・親(世間)の価値観
・正しさ
・常識
・(自分の決めた)限界
・(自分の決めた)劣等感
・欠乏感や罪悪感
・成功すること
・結果を残すこと
・誰かの期待
・「スゴイ」と思われたい
・「見返してやる」という気持ち
もっと言えば、
・誰かを助けたい
・誰かに喜ばれたい
・誰かの役に立ちたい(Via:29-30頁)
「誰かのために」という言葉は、一見聞こえが良いです。
しかし、自分のために何かをできない人が、果たして誰かのために何かをできるでしょうか。
「誰からしく」から「自分らしく」へ
誰かの期待に応えるために、生きているのではありません。
自分が本当にしたいことをすることが、結果として誰かの期待に応えるのです。
主体はあくまで自分。
この気持ちの変化こそが、自分を「磨く」ことのつながるのかもしれません。
そして、誰かを気にすることなく生きていくことが出来れば、他人をうらやましいという感情がなくなります。
自分をゴミ箱扱いにしていませんか?
「言いたいこと」と「本音」は違う!
「自分のやりたい気持ちを我慢する」ことや、「自分の言いたい気持ちを我慢する」ことは、自分をゴミ箱にしているのと同じ。「自分さえ我慢すれば、自分が言わなければ、みんな幸せ」と。( ⋯中略 ⋯)
逆に、「私は言いたいことを言っているの」「私はやりたいことをやっているの」とばかりに、いろいろ周囲にまき散らす人もいます。(Via:77頁)
しかし「言いたいこと」と「本音」は違います。
「言いたいこと」は、相手が主語です。
君(相手)、この仕事をよろしく
あなた(相手)、掃除機をかけておいてね
一方、「本音」を話すときの主語は「私」です。
この仕事手伝ってくれたら、(私は)助かるんだけど ⋯。
掃除機をかけておいてくれたら、(私は)助かるなぁ。
「本音」を伝えることは、いわば、心の声を漏らすことです。
もし、あなたが自分の「言いたいこと」を言ったら、相手に迷惑がかかると思っているのなら、「言いたいこと」をいうのではなく「本音」を漏らせばいいのです。
一つ言えることは、「本音は人を傷つけない」ということ。もし、「自分が言いたいことを言ったら人を傷つける」と思っているとしたら、それは本音ではないことを言っているということです。(Via:78頁)
では、どうすれば相手に「本音」を伝えることができるのでしょうか。
「本音」を伝えるステップ
繰り返しますが、「本音」と「言いたいこと」は違います。「本音」があるから「言いたいこと」が出てきます。
つまり、「本音」がなければ「言いたいこと」は出てきません。
言いたいことを言えずに、自分をゴミ箱にしないためにも、自分の思ったことは相手に伝えることが必要です。
【第1ステップ】
まずは「言いたいこと」でいいので、正直な自分の気持ちを相手に伝えるところから始めましょう。
「もっと○○して欲しかった!!」
「なんで、××したのよ!!」
まずは、自分の感情を相手に伝えることが大切。
【第2ステップ】
「本音」を伝えるために、「私」を主語に置きましょう。
「あの時○○されて、(私は)悲しかった ⋯」
「私はもっと、××して欲しかったなぁ」
これでほぼ「本音」に近づきました。
【第3ステップ】
次はいよいよ、最後のステップです。
あの人が「〜をしてくれなかった」。
この時に、(なぜ)「”○○なやつだ”と言われたような”気”がしたのか」ということです。
あなたはこのとき、
つまらないやつ
かわいくないやつ
ダメなやつ
というようなことを、言われた”気”がしたのです。(Via:83-34頁)
この他にも、「自分は嫌われている”気”がした」や「バカにされている”気”がした」のです。
自分が勝手に、”気”がしただけです。
これが「本音」の正体。
自分の「本音」に気づくことができたなら、後はそれをそのまま相手に伝えればOK!
「それをされたら、役立たずって言われているような”気”がして、お前はこの程度の仕事をやってればいいんだよと言われたような”気”がして、とても悲しいんです。」
と、言われたら一言。
「ばーか。違うよ。」
「いやいやいやいや、そんなつもりで言ったんじゃないよ。勘違いさせたならごめんね。」
などと言われて、自分の勝手な勘違いに気づいて終わりです。
なんだ。自分の勘違いだったのか!
「言いたいこと」は、相手を一方的に責めること
「本音」は、相手と自分との考えを確認する作業
「本音」を伝えられるようになれば、「心」がグッと楽になります。
そして、「あの人はいつも自分の思いを伝えられていいなぁ」と他人をうらやむ自分から解放されます。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は心理カウンセラー、心屋仁之助氏の『「うらやましい」と思ったとき読む本』から学んだことをシェアしました。
自分は劣っている。「もっと、もっと」いろんなことが必要だという「思い込み」を手放しましょう。
そして「誰かのために」から「自分のために」へ意識を変えてみる。
気持ちを相手に伝えず、我慢して自分をゴミ箱にしていませんか。
「本音」を上手く伝えられるようになれば、「心」がグッと楽になります。
最後になりますが、他人をうらやましいと思うとき、無意識的に自分と他人を比べていると思います。
時には人と競争することが、成長に繋がることもあります。しかし、私たちが目指すべきところは「競争」ではなく「共生」ではないでしょうか。
お互いに支え合い、助け合い、励ましあって前向きに生きていくこと。
他人をうらやましい感じたら、その人を妬んだり自分に劣等感を覚えるのではなく、「ほんと、すごいよね!自分にはできないことだから本当に羨ましいよ!」と「本音」で相手に伝えましょう。
そうすると、相手も「いやいや。そっちこそ俺にはできないことができて、いつもうらやましく思っているんだよね」とポジティブな言葉が返ってくるでしょう。
お互いが嬉しい気持ちになり、前向きになり、良い人間関係が築いていけると思います。
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