3つの力の集大成!
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
全 4記事にわたって紹介してきた「やればできる自分になる」シリーズもついに大詰め!
ここ最近、勝間和代氏の『やればできる–まわりの人と夢をかなえあう4つの力–』から、やればできる自分になるための4つの力をシェアしてきました。
前回までの記事を読んでいないという人のために、過去記事のリンクを貼っておきますね。
【第1回:「しなやか力」の記事】
【第2回:「したたか力」の記事】
【第3回:「へんか力」の記事】
今回は、やればできる自分になるために必要な4つの力のうち、最後の力「とんがり力」についてです。
では、早速!
まず、「とんがり力」とはどのような力なのでしょうか。
少し長くなりますが、著者の勝間氏は「とんがり力」についてこう説明しています。
3つの力を統合して、だいたい3〜5年ほど繰り返して自分の強みに集中し、まわりの助力を仰ぎ、変化しながら成長していくと、あるとき突然、「ぽーん」と自分の限界を超えた世界が広がって、自分が商品価値を徐々に持ってきたことに気づくでしょう。
私はこれを「とんがり力」と呼んでいます。
ここでいう「とんがり力」とは、ひと言で表すと、「ある集団において、その人に十分に市場価値があると認められる力」ということになります。(Via:186頁)
「集団」や「市場価値」などの言葉も見ると、少し難しく感じます。
「集団」=「家族」
「市場価値」=「役割」
こう置き換えてみると、どうでしょうか。
「とんがり力」とは、「家族の中での、その人の役割が認められること」
たとえば、
「お父さんは日曜大工が得意だから、本棚を作るときは手伝ってもらおう」
「お母さんはパソコンが詳しいから、新しいパソコンを買った時は、初期設定をしてもらおう」
という感じです。
つまり、「○○といえば、あの人だ」と周りから言われることが「とんがり力」です。
【とんがり力の3つのステップ】
これが「とんがり力」を身につけるための3つのステップです。
それでは、ここからは各ステップについて詳しく見ていきましょう。
まずは、ステップ1です。
「とんがり力」と、これまでの3つの力の違いは、「とんがり力」があると、自然と周囲から力が集まってくるようになります。(Via:192頁)
すなわち、これまでの3つの力
は、どちらかと言うと、自分から行動を起こしてこそ、身につく力でした。
しかし、「とんがり力」はこの3つの力の総合点としてあらわれる力です。
しかも、自分から行動せずとも相手の方から協力してくれます。
「しなやか力」・「したたか力」・「へんか力」を意識して3〜5年修行すると、自分の強み(得意分野)を周りが評価してくれます。
結果として、先ほどの例のように
「日曜大工といったら、お父さんに頼もう」
「パソコンといったら、お母さんに聞こう」
と、自分にしかない強みを求めて、人が集まってくるというわけです。
特殊な例ですが、「とんがり力」だけで言うと、芸能人は「とんがり力」をもっています。
芸能人なら誰でも「とんがり力」があるというわけではありません。
テレビの場合、その人を呼ぶと視聴率が上がるタレントが「とんがり力」のある人です。
バラエティ番組では、芸能人と文化人は、同じコメンテーターとしてひな壇に座っていても、支払われる対価がひと桁、芸能人のほうが高いのです。(Via:200頁)
お分かりの通り、芸能人のギャラがひと桁高い理由は、視聴率、すなわち広告収入をもたらすからです。
文化人の方も一定数のファン数はいるでしょうが、さすがに芸能人にはかなわない。
「とんがり力」のある人に人が集まる理由は、その人と関わることによって何らかのメリットが生じるからです。
芸能人でいえば、視聴率。
自分でいえば、強み。
自分の強みが周りの人にとってメリットになった時、自然と周りに人が集まってくるのです。
自分の「とんがり力」をつけるということは、実は「技術の集積」でもあります「技術の集積」とは、相手がもっていない技術や人脈を自分がもっているという意味です。(Via:206-207頁)
自分がもっているものを、わざわざ相手に頼む必要はありませんよね。
「とんがり力」のある人に集まってくる人たちは、あなたが持っている「強み」を、欲しがって集まるわけです。
「とんがり力」は「自分ブランド」と言い換えてもよいかもしれません。
そういう、人がもっていない特異性を磨くために必要なのが、「しなやか力」「したたか力」「へんか力」の3つの力です。(Via:207頁)
自分の強みを「しなやか力」「したたか力」「へんか力」の3つの力を駆使して、特化していくことで「人がもっていない特異性」が身につきます。
コミュニケーションが苦手だという人が、わざわざ宴会の幹事をしたり、営業職についたりする必要はありません。
自分が「できないこと」と「できること」を明確に分けてみる。
その中で、自分の力が発揮できるもの、そして周りの人のとって役に立つ技術を磨けば磨くほど、「とんがり力」が身についていきます。
全4回にわたって、やればできる自分になるための4つの力を紹介してきました。
私自身、この本を読んでいて思ったのですが、最後の「とんがり力」というものは、今の自分からは到底考えられない「雲の上のような話」だと思いながら読んでいました。
しかし最後の最後に、そのことが書かれていました。
「勝間和代だからできるんだ」と思ってしまった方もいるかもと思います。
私も昔はそう思っていました。「おお、大前さんだからできるんだ」「神田さんだからできるんだ」と。
でも、とにかくコツコツ愚直に目の前のことをやっていくと、意外と、簡単に「やればできる」のです。(Via:210-211頁)
正直ビクッとしました。
「ぐちぐち言ったり、疑ったりしてる暇があるんやったら、黙ってはよ行動せんかい」って言われたみたいで(笑)
でも世の中を見渡せば、ノーベル賞受賞者も、M1グランプリで優勝した漫才師も、みんな毎日コツコツと自分の強みを鍛え上げた結果、ですもんね。
わかったことは、身のまわりで、人生を楽しんでいる人は、例外なく、「やればできる」を実行していることです。
私が憧れる業績を残したり、才能をもっている人で、「やらない人」は1人もいません。
逆に、ものすごくやっているのに、成果が上がっていないなと思う人も、見たことがありません。
成果が上がっていない人は、それなりのやり方しかしていないのです。
やらないことは100%できません。
しかし、コツコツやるべきことを積み上げていくと、意外と遠くまでたどり着けるのです。(Via:211-212頁)
コツコツと一歩ずつ積み上げていきたいです
「しなやか力」「したたか力」「へんか力」は「とんがり力」への、ホップ・ステップ・ジャンプです。
1度のジャンプで終わるのではなく、何度も何度も「ホップ・ステップ・ジャンプ」を繰り返すことで、より高い「とんがり力」を身につけることができます。
そのために必要なのは、楽しんで3つの力を身につけていくことです。
そしてまた「しなやか力」に戻って、違う強みを見つけます。
私たちが持っている強みは、1人につき1つではないはずです。
自分では気づいていないだけで、きっとたくさんの強みをもっています。
そしてまた、新たに見つけた強みを「したたか力」で伸ばして、「へんか力」で幅をつけていく。
この循環を繰り返すことで「とんがり力」に、より一層の磨きがかかります。
日曜大工のプロフェッショナルだったお父さんが、いつの間にかパソコンのプロフェッショナルにもなっていたらどうでしょうか?
日曜大工だけでなく、パソコンのことも聞いてみよう!となりませんか?
日曜大工のことも、パソコンのこともお父さんに聞けばすぐに教えてくれるので、以前よりももっとお父さんの元に人が集まるようになります。
このように3つの力を、楽しみながらどんどん回していくことで、「とんがり力」が磨かれて、自然に人が集まってくるわけです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
全4回にわたって、勝間和代氏の『やればできる–まわりの人と夢をかなえあう4つの力–』から学んだことをシェアしてきました。
いかがでしたか?
自分自身で考えると、私はようやく「しなやか力」が少し身についてきたのかなと感じました。
4つ目の力「とんがり力」は、今の私には全くもってない力なので、記事を書いていて私がこんなこと書いていいのか?と思っていました。
読者の皆様の中には、「とんがり力」をもっている方もいらっしゃるかと思います。
是非、アドバイスいただければ幸いです。
「やればできる」の反対は「やらなきゃできない」。
やりたいことがあるなら、まずは取り掛かること。
そして習慣化しコツコツと積み上げることが大切だと改めて学びました。
全4回と長きにわたって、読んでくださった読者の皆さま。ありがとうございました。
皆様にとっても、何か学びがあれば幸いです。
まとめ
読み応えのある1冊でした。
是非1度、お手に取ってみてください。
オススメの1冊です。
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