媚びない人生で、自分らしく生きる
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
今回は、ジョン・キム氏の『媚びない人生』から学んだことをシェアしていきたいと思います。
普段私たちは、ついつい人の顔色を伺って、自分が言いたいことを言えないということがありませんか?
また、「理不尽だなぁ」と感じても、そのことを口に出せないことは?
私もこのように思うことがあります。
なぜ言いたいことが言えないのでしょうか。
それは、自分に誇りを持ち、自分を信じ、自分らしく生きていないからだと筆者は言います。
本記事では、媚びない人生を送っていくために必要な、自分に誇りを持ち、自分を信じ、自分らしく生きていくための考え方を紹介していきたいと思います。
では、早速!
内面的な強さを身につける
どうして内面が大切なのか
媚びない人生を送るために必要な考え方、1つ目は「内面をコントロールする」ことです。
どうして、内面をコントロールすることが大切なのかと言うと、人間は無意識のうちに、他者や社会のモノサシに振り回されてしまう。
結果として、何かに媚びて生きてしまっているからです。
何かに媚びないために、自分に誇りを持ち、自分を信じ、自分らしく生きていくための考え方で、もっとも必要なことが何よりも内面的な強さです。
その方法こそ、絶対不可侵領域としての自己を確立することである。(Via:9頁)
絶対不可侵領域、つまり他人が絶対に入ってくることが出来ない自分をつくることが、内面的な強さに繋がる。
そして、内面的な強さが身につけば、媚びない人生を送ることができる、ということです。
内面とは
強い内面をつくることが、媚びない人生を送るための第一歩です。
では、内面とは何なのでしょうか。
著者のジョン・キム氏は、内面についてこう言っています。
内面とは、「感情」「思考」「言葉」「行動」の4つで構成される。
自分の感情を自分でコントロールできているか。
論理的思考を含め、思考で負けないか。
難しい言葉を使わず、説得力のある形で言葉を操れるか。
思いを行動に移し、結果を受け入れ、そこから学び、自らを成長させられるか。(Via:9頁)
- 感情をコントロールできる。
- 客観的に物事を考えることができる。
- 易しい言葉を使って、説得できる。
- 行動し、その結果から学ぶことができる。
この4つを高いレベルで実践できることが内面的な強さです。
この4つの強さがあれば、人は自然体になれます。
自分の人生の指揮権を取り戻すことが出来ます。
たとえば、駅のホームで並んでいて順番を抜かされると「おい、ちょっと」と腹立たしい気持ちになるかもしれません。
これが、自分の人生の指揮権が他人に奪われている状況です。
自分の感情をコントロールすることができると、「抜かされたけど、ま、いっか。それよりランチは何を食べようかな」と考えることが出来ます。
こう考えることができると、他人に対して、無駄なエネルギーを使う必要がありません。
自分の人生を他人の行動に振り回されない。
これが、人生の指揮権を自分が持っている状態です。
「感情」「思考」「言葉」「行動」という4つの内面を磨くことで、強い内面を得ることができます。
そうすると、今まで他人に奪われていた人生の指揮権を取り戻すことができる。
無事に人生の指揮権を取り戻せば、媚びない人生を送ることができるということです。
失われた自分を取り戻す
刷り込みの恐ろしさ
日本の学生と会話を交えていて、とても気になることがある。
「私は引っ込み思案で〜」「私は人見知りで〜」と、自分を形容する言葉、とりわけネガティブな言葉が頻繁に出てくるのだ。
( ⋯中略 ⋯)
どこかで、自分はそうだ、と誰かに刷り込まれ、そうに違いない、と自分で決めつけてしまっているのである。(Via:29頁)
心理学では、この刷り込みをインプリンティング(imprinting:印刻付け)と言います。
何度も何度も、同じことを言われるうちに、実際にはそうでないの、本当に自分がそうだと思い込んでしまうことです。
たとえば、親に「あんたは本当にバカね。才能がない。」と言われた子供を考えてみましょう。
バカだと言われ続けて育った子供はどうなるでしょうか。
学校でも「自分はバカだから」みんなにもばかにされるのではないかと消極的になって、発言できなくなる。
興味を持ったことがあっても「どうせバカだから、何をしても無駄だ」と思ってしまう。
こういったことが考えられます。
私は人に対して、しかも大切な子供に罵声を浴びせるなど、論外だと思いますが ⋯。
残念ながら、そういう現実があるのも事実です。
失われた自分を取り戻すためには
しかし本当に、バカだと言われ続けた子はそうなのでしょうか。
答えはノーです。
人間の潜在能力は無限。
ですが、周囲のマイナスな刷り込みのもとで育ってしまうと、本来の自分を見失ってしまいます。
(※プラスの刷り込みは自信につながるのでOK)
このように人は、ある段階から、親の言うことや社会性を身につけるための教育(学校等)を受ける中で、自分のポジショニングを考えるようになります。
周りに評価されたり形容されたりする中で、社会的に生きていきやすい自分を作り上げていくのだ。
私はそれを、ペルソナと呼んでいる。(Via:30頁)
つまり、まだ学校等に通っていない幼児は、周囲を気にすることなく毎日を過ごしています。
ところが、ある段階(学校に通う等)が訪れると、私たちは他者からの評価のもと、自分の立ち位置を無意識的に築くようになっていくということです。
そこに本来の自分はありません。社会の評価をもとに築き上げた自分は、たんなるペルソナなのです。
実は、本来の自分というのは、まだ社会性を持っていない幼児の自分である。何にも縛られず、制限されていない自分だ。
ところが、知らず知らずのうちに自分の中に構築していくペルソナによって、ウソの自分を演じさせられていく。
そして、自分が演じ続けた時間が長くなると、それが本来の自分なのではないか、と勝手に思い込んでしまうのだ。
あるいは、どれが本来の自分なのか、見分けがつかなくなってしまう。(Via:30頁)
つまり、失われた自分を取り戻すために大切なのは、社会性を持った自分を演じさせられてきたということに気づくことです。(自己の再認識)
そして、そこからいったん、自分を解放してあげることが必要。
それは周りを意識した自分を解き放ち、本当の自分と向き合っていくということです。
社会によって演じさせられているウソの自分(ペルソナ)から、社会を意識することなく、自分ならではの感覚で、感じた通りに全てを表現して生きていく本来の自分(幼児の自分)へと変わる(戻る)こと。
今自分にコンプレックスや苦手意識を持っている方は、人生のどこかで誰かに刷り込みを受けたのかもしれません。
しかし、そのコンプレックスや苦手意識はたんなるペルソナです。
ですから、一度社会の中で演じている自分を解放してあげて、失われた本来の自分を取り戻してみてください。
社会に媚びているからこそ、苦しみが生まれるのです。
媚びない人生を送ることは、苦しみから解放される手助けにもなりうると思います。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は、ジョン・キム氏の『媚びない人生』から学んだことをシェアしてきました。
【内面的な強さを身につけること】
- 感情をコントロールできる。
- 客観的に物事を考えることができる。
- 易しい言葉を使って、説得できる。
- 行動し、その結果から学ぶことができる。
【失われた自分を取り戻すこと】
- ペルソナ(社会の評価からつくられたウソ自分)からの解放。
- 本来の自分(幼児の自分)へと変わる(戻る)。
この他にも今回紹介しきれなかった「媚びない人生」を送るためのポイントがたくさん書かれています。
ペルソナ(ウソの自分)でいると、社会からは認められている感覚になるので人は安心感を覚える。人間は群れでいるのを好み、孤独を不安と感じる。しかしその孤独を不安と感じることなく、ペルソナの自分から解放することが、媚びない人生を送るためには必要なのか。
皆さんもジョン・キム氏の
やけど、しそうな熱い言葉。
を是非1度、読んでみてください!
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