【続:腎症編(3)】初の人工透析。1型糖尿病歴31年、患者Yさんの体験談。【IDDM】

 

どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。

 

 

さて今回の投稿も前回に引き続いて、Yさんからいただいた投稿です。

 

【前回の投稿】

【最初の投稿】

 

 

では、早速!

透析のために入院

シャント運動って手を握ったり開いたりして、血流あげて血管の太い状態を維持しながら太くしていくんじゃけど ⋯、血管の表在化も予定より早くボコボコに浮いてきた。

 

それでも透析の太い針だとまだ刺すには厳しい太さなんで、ひたすらニギニギしてたら握力が42kgしかなかったのに51kgまでついちゃった。

 

なんだかんだで、ついに透析導入の日にちも決まって入院。

 

入院後の飯が ⋯これ病院食?ってぐらいで、初めて食べるぐらい美味い病院食。

アチコチ入院してきたけど、初めてマトモに美味しいって思える病院食だった。

そんな美味い病院食に満足しながら、寝て起きたら朝飯食って、 昼飯食った後からドキドキの透析準備開始。

 

初めてのことなんでクソ緊張(汗) 

いざ、透析へ

ペンレステープって言う表皮麻酔が出来るテープを貼るんじゃけどね。それを貼る位置決めで、すったもんだ。

もっとも表在化してるとこは細くなってるとこがあって使いにくいんで、太さが一定の場所で決定。

 

細くなってる部分は慣れてくれば太くなるハズってことなんじゃけど、どうなることやら ⋯。

で、1時間待って麻酔がしっかり効いてから透析室へ。

 

 

針見てビビった(滝汗)

クソ太いじゃん!!!

 

 

18G?

 

マヂか?しか出て来ない太さ。

それでも透析してる人の中じゃ初心者サイズみたい。

 

透析膜も、標準サイズより小さいAPS-11SAってがベッド横の透析機に繋がれてて、説明を受ける。

抜かれた血がこのAPS-11Sを通って濾過されて戻ってくるんだそう。

 

穿刺の時はクソ緊張したけど血がヒュ〜っとダイアライザに吸い込まれていく。

徐々に赤くっていくダイアライザの中に、何本もあるチューブ。その周りの透析液を見てたけど色が全く変化しない。

こんなんで濾過出来てんの?って思うぐらいなんじゃけど ⋯。

血が抜かれていく訳だから、血圧も下がってくる。

 

そうすると一瞬で寝落ち(笑)

 

透析の3時間は、あっという間に終わってた。

 

なんだ?こんなもんなの?

誰?透析は地獄なんて言ってたの?

 

 

透析前の方が地獄じゃん!

 

 

透析が終わって病室へ戻るのに、車椅子を強制使用されたのがやたらと恥ずかしかったけどね(爆笑)

 

車椅子を使う理由は、たまに血圧下がったままで倒れる人がいるかららしい。

透析後の体調の変化

透析が終わって、病室戻ってみりゃ自分の身体とは思えないぐらい軽い!

重怠いような気怠さなんて微塵もない! ホンマ一気に身体が楽になり過ぎて気持ち悪いぐらい(笑)

 

で、管理栄養士さんと翌日から食事についてのお勉強会。

 

カリウム摂取は鉄砲の弾みたいに即死コース。

リンの摂取は時限爆弾。

 

カリウムは野菜や牛乳に気をつければなんてこと無さそうじゃけど、問題はリン。

基本的に、美味しいモノにはリンが多い。

 

チーズ、それから小魚みたいに骨ごと食うものにも多く含まれている。

って考えてたらほぼ食えるのがなくなるぐらい。

 

 

でもソコは吸着剤ってのがあるんである程度は大丈夫そう。これならどうにでも出来そうだ。

 

 

〜腎症編まだまだ続きます〜

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

今回は、1型糖尿病歴31年のYさんの、初透析から、透析直後までの体験談を話していただきました。

 

針の太さ、18G ⋯。

 

ヒェェェェェ ⋯。

考えただけで、冷や汗が止まりません。

 

 

人工透析について、医学的な面からではなく、当事者の方の「心」を知ることができるので大変勉強になりますね。

こうした記事は、患者さん同士の「心」の情報交換になっていることと思います。

 

 

 

最後になりましたが、いつも貴重な体験談を投稿していただいているYさんに感謝申し上げます。

 

 

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それではまた。

 

いつも誰かのお陰様☆

 

 

 

 

 


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masa☆(くるぷぴぃ)

Since 2015.7 1型糖尿病(IDDM)患者