変わっていく力
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
前回、前々回と勝間和代氏の『やればできる–まわりの人と夢を叶える4つの力–』から、学んだことを全4回に分けてシェアしています。
【第1回:「しなやか力」】
【第2回:「したたか力」】
【やればできる自分になるための4つの力】
今回はやればできる自分になるための3つ目の力、「へんか力」についてです。
「へんか力」とは、一体どんな力なのでしょうか?
では、早速!
前回、前々回の記事で「しなやか力」、「したたか力」をみてきました。
やればできる自分になるための次のステップは、その強みに変化をつけることです。
それが「へんか力」。
しなやかに自分の力を見つけ、したたかにそれを伸ばす過程で大事なのは、したたかさに柔軟性をうまく加えることです。
必要なのは、自分に何が求められているのかが成長過程とともに日々変わりますから、その変わった環境に応じて、自分を変化していく力が必要となってきます。(Via:146頁)
「しなやか力」「したたか力」が身につけば、自分の強みに対して自然と自信がついてきます。
各世界で長年にわたって、1流の座にある人と、そうでない人の差がこの「へんか力」にある、と勝間氏は言っています。
ある程度自分の強みが成長すれば、そこで安心してしまいます。
いつも同じだと慣れが生じます。結果としてそれ以上、強みが伸びることはありません。
成長がなく、淡々とこなすばかりの日々。
自分の中で変化させる部分とかたくなに守るべき部分を区別しながら、変化を楽しむことが大切です。
ではその「へんか力」を身につけるためには、どんなポイントがあるのでしょうか。
「へんか力」を身につけるポイントは、次の3ステップです。
【「へんか力」のための3ステップ】
それでは、各ステップについて詳しくみていきましょう。
この章のタイトルにもある通り、変化しないことがあなたにとっての最大のリスクです。
たとえば、路上でライブしているミュージシャンの持ち歌がたった1曲だけだったら。
素晴らしい歌声で、ギターもピカイチ、そして心に響いてくる優しい音楽です。
なのに、持ち歌がたった1曲だけなので、路上ライブ中は、来る日も来る日も何度も同じ曲を歌っています。
2〜3回はいい歌だなと聞くことができるでしょうが、よっぽどのファンではない限り、1時間以上居座ることはないのではないでしょうか?
仮に持ち歌が7曲あれば、多くの観客を1時間以上引きつけることができるかもしれません。
強みも同じです。
ある一定のレベルまで自分の強みが成長すれば、その強みを変化させていくことで、強みに幅ができます。
せっかく上手くいっていることを、変えるのは非常に勇気の要ることです。
しかし、変化がなければやがて飽きがくる。
結果として、変わろうとしなかったことが最大のリスクになります。
失敗することは、悪いことではありません。
むしろ、失敗は良いことです。
大事なことは、その変化する自分、新しいことにチャレンジして失敗する自分を認めてあげて、好きになることです。(Via:152頁)
同じことをして成功する自分より、新しいことにチャレンジして失敗する自分を評価してあげるのです。
成功の多さよりも、失敗の多さを誇る気持ちをもつことで、気持ちよく失敗を受け入れることができます。
失敗しても良いと思うことが、結果として、変わろうとする勇気へと繋がるのです。
変化できる人とできない人の差、すなわち「へんか力」の大小はどこからくるのでしょうか。
「しなやか力」と「したたか力」が身についている人は、自分の強みに自信がある人です。
自信がある人は、自分の強みを正確に理解しています。
そのため、いざとなったらいつでも元に戻すことやゼロから始めることも可能だと信じています。
自分の陣地(強み)があることを知っているから、変化を恐れません。
苦しくなったら、いつでも自陣に帰ればいいことを知っているからです。
自分としての得意分野と主戦場があると、いつでも自分には戻れる場所があるんだから、試しにやってみようという気になります。
自信という「自陣」があるからこそ、その外に変化という形で、果敢に攻めこんでいくことができるわけです。(Via:155頁)
「辛くなったらいつでも帰ってきていいからね」という言葉がまさにそうです。
「いつでも帰ることができる場所がある」という安心感があるからこそ、新しいことにチャレンジすることができます。
反対に、「成功するまで顔を見せるな」とか「失敗して帰りたいといっても知らないぞ」などと言われるとどうでしょうか。
毎日失敗を恐れるあまりに、新しいことにチャレンジすることができずに、安パイばかりを選ぶことになります。
強みという自陣をもつことで、安心して変化という新しい土地に足を踏み入れることができます。
強み=自陣
「へんか力」を身につけるためには
「強み」を意識して安心感をもつこと。
1日のルーティンワークの中の3割を変化の時間に使うこと。
今まで本を読んだことがなかった人は、読書の時間に当ててみてください。
本を読むだけで終わっていた人は、自分が勉強になったと思った著者のセミナーに顔を出してみてください。
要するに、今までしたことがないことに、自分の1日のうちの3割の時間を当てることが、「へんか力」を身につけるために必要なことです。
著者の勝間氏は、読書習慣をつけようとして、読んで→信じて→考えて→行動、していたらいつの間にか、自分の憧れていた人と直接会えることができるようになったそうです。
自分の時間の3割の時間をひたすら「変化の時間」にささげることで夢が叶います。
神田昌典さんの本を読んで、実際に事業を立ち上げたり、著者になった人たちは、「行動科学」に関する著書を書かれてきた石田淳さんを初め、たくさんいます。
もちろん、神田昌典さんの本を読んだ人全員がそうなったわけではないのですが、一定の投資を続けた人は、高い確率で自分を変化させることができてきたのです。(Via:162頁)
1日の中の3割の「変化の時間」を設けることで、なりたい自分へと変わることができます。
変化は急には起こりません。コツコツと。
では新しいことを始めるためには、どのような方法が良いのでしょうか。
まずは、近いところにあるチャンスをつかんで、小さなことからやってみることです。
近いところにあるチャンスで、一番身近なものは、本や人です。
本や人から学んで、小さな成功体験をつくり、それを核にして徐々に大きくしていきます。
すなわち、新しいところに変化して伸びていくためには、小さなチャンスも見逃さずにコツコツと実績を積み上げて、それを大きな変化につなげるしかないのです。
そのためには、常に自分の大切な時間の3割を新しいことに費やす習慣が欠かせません。(Via:165頁)
そして、自分が変化していくためにはその道のプロから新しいことを学び、血や肉にしていく必要があります。
芸人を目指す人は、一流の芸人さんの映像を何度も見て研究する。
俳優になりたい人は、自分が目指すタイプの俳優さんのドラマや映画を研究する。
他にも、憧れの人が書いた本を読んだりと、その道のプロから学ぶことが大切です。
変化はいきなり訪れません。
徐々に行動を積み上げることによって、緩やかに変化していきます。
このようにして身近な小さなチャンスを拾っていくことが「へんか力」を身につけるための第2ステップです。
変わろうと思っても、結局3日坊主に ⋯。
今までと同じことをしてしまって自信をなくす。
それも人の性なのかもしれません。
ですが、実はこの時代に生きている私たちは、とても幸せです。
今の時代、ツイッターやFacebookなどのSNSが普及しています。
SNS上で仲間を見つけて、お互いのモチベーションを高め合うことで、「へんか力」が身につきやすくなります。
互いにミッション(目標)を見せあったり、励ましあったりすることで、自分の変化に向けた力を、1人ではない、仲間と一緒なのだということを確認しながら、続けていきます。(Via:174頁)
変化は怖いもの。
しかし、勇気を出して変わろうとしている自分に対して、仲間たちがポジティブな言葉をかけてくれるだけで、肩の荷がドッとおりるのではないでしょうか。
「変わっていいんだ」
「もっと変わりたい」
仲間と協力することで、前向きな気持ちになり、同時に変化することへの恐怖心がやわらいでいきます。
ネット社会のご時世で、こんなに素晴らしい手段を使わない手はありません。
SNSでよい仲間をつくり、「へんか力」を身につけていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は勝間和代氏の『やればできる–まわりの人と夢を叶える4つの力–』から、「へんか力」についてシェアしました。
この3点が「へんか力」を身につけるために必要なポイントです。
ここまで3つのステップを紹介しましたが、「へんか力」をつけるための一番いい方法は、「へんか力」のある人を身近に置いて、そのいい影響を受けることかもしれません。
変りたい自分と考え方が近い人のTwitterをフォローして、リプライでやり取りするのもいい刺激になると思います。
直接会いに行かずとも、コミュニケーションが取れるので非常に良い方法だと思います。
自分を変えようと思った時に、自分から自発的に変えようとすると難しいので、他の人の力を借りる方法を考えるのです。
そのためには、1人でも多くの「へんか力」を持った人との繋がりを持っていくことがキーポイントです。
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