「しなやか力」を身につける。
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
今日は11月11日。そう、ポッキーの日。
学生時代を思い出します(笑)
そんな時代もあったなぁと懐古懐古 ⋯。
さて今回は、勝間和代氏の『やればできる–まわりの人と夢をかなえあう4つの力–』から学んだことを紹介していきたいと思います。
やろうと決めたことが三日坊主になってしまったり、いくらやっても成果が出なかったり。
そんな悩みをもったことがない人は、きっといないはず。
著者である勝間氏も、なかなか思うようにいかなかったそうです。
しかし、それを繰り返していくうちに、30代をすぎた頃から、少しずつやろうと思ったことができるようになって、自分を変えられるようになったそうです。
そんな勝間氏は、努力が続くポイント。それは、仲間づくりだと言っています。
「自分の苦手克服のために、1人でやる努力は決してうまくいかない。
だからこそ、自分の得意分野を磨き、その長所を用いて相手と助けあうことで努力が続けられるのだ」(Via:18頁)
そして、自分の苦手なことを克服するのではなく、得意なこと、好きなことを磨くことが大切です。
そうすることで、自分の苦手なところは相手に助けてもらい、反対に相手の苦手なところを自分が助けることができるわけです。
つまり、自分の「強み」を見つけて、それを伸ばし、周りの人を助けていくというプロセスが必要です。
そのプロセスを勝間氏は、①「しなやか力」→ ②「したたか力」→ ③「へんか力」→ ④「とんがり力」と名付けています。
自分の「強み」を見つけて、育てていくための4つの力を、4記事に分けて紹介していきます。
まず1記事目は、「しなやか力」から。
では、早速!
「やればできる」の第一歩は、自分の長所を見つけること。
そのために「しなやか力」が大切です。
すぐれた点を活かしていると、自分自身もイキイキしてきますし、まわりの人にもその長所を活かして貢献しやすくなるのです。
私はこれを「しなやか力」と名づけました。
優美で柔軟なさまを「しなやか」と言いますが、自分の能力を優美に、柔軟に、まわりの人と調和しながら、伸ばしていくのです。
自分の長所を活かした努力であれば、苦労になるどころか、毎日が楽しくなります。
そこがいちばんのポイントです。(Via:48頁)
自分の長所を活かして努力を続けていくこと。
苦手なことを克服するのには、かなりの努力や忍耐が必要になってくると思います。
しかし、得意なことや好きなことであれば、苦痛になるどころか楽しくイキイキを努力を続けられるのではないでしょうか。
この「しなやか力」を身につけるための3つのステップです。
【「しなやか力」の3つのStep】
ここからは各ステップについて、詳しく見ていきます。
まずは、Step1「自分の強みを見つける」です。
人に助けてもらうためには、自分の強みを見つけなければいけません。
「やればできる」の全てはここからはじまります。
そこが求心力となって、みんながあなたを助けたいと思うようになってきますし、そこが伸びれば、あなたもまわりの人たちを助けられるようになるのです。(Via:50頁)
強みを見つけるための方法として、本書では3つの方法が紹介されています。
【強みを見つけるための方法】
自分の強みを知るための1番手軽な方法が、ストレングスファインダーテストです。
ストレングスファインダーテストとは、アメリカの調査会社ギャロップ社が、さまざまな強みを34に分けて定義し、そのうち私たちが最も強い5つの要素を順番に教えてくれるものです。
この2冊のどちらかを新品で買うと、表紙をめくった裏側にインターネットでテストを受けるためのアクセスIDがついています。
無料で受けることができますし、このテストを受けて自分の強みを客観的に知ることで、今後の人生を有意義な方向に生きていくためのヒントが得られます。
2つ目の自分の強みを知る方法は「MBTIテスト」です。
MBTIとは、「Myself-Briggs Type Indicator」の略。
MBTIは世界45カ国以上で活用されている、国際規定に基づいた性格検査です。
MBTIテストは「検査結果を知って終わり」ではなく、その結果をもとにより自分についての理解を深めることが目的です。
回答した本人が、自分についての洞察を深め、自分のベストフィットタイプ(もっともしっくりくるタイプ)を見つけ出す過程(プロセス)そのものを重視しているところです。
要するに、結果だけでなくそれをきっかけに自分の理解を深めていくプロセスがあってはじめて有益になる検査ですから、検査というより、メソッドという方が近いといえます。
(一般社団法人 日本MBTI協会HPより引用)
自分の性格のタイプを知ることで、自分の「強み」を正確に理解することができます。
下記のリンクから10分程度で無料診断できますので、お試しください。
3つ目の自分の強みを見つける方法は、自分史をつくってみること。
自分が今までどういうことをやってきて、どういう人生があって、将来どうゆうことをやりたいかという、自分の人生年表をつくってみるのです。
すると、意外と何が成功体験で、自分としてはどこにこだわりたいのかが見えてきます。(Via:61頁)
自分史をつくる目的は、過去の成功体験を振り返ることです。
成功体験を振り返り、自分史として書き出すことで自分の強みを再確認できます。
「成功した」ことや「褒められた」ことがない人はいないはずです。
しかし、実際に「成功した」「褒められた」と認識している人は意外と少ない。
ですから、自分史をつくりながら「過去の成功体験」や、「誰かから褒められたこと」を振り返ってみて、自分の強みを発掘していくことが大切です。
自分の強みを見つける時の注意点として、「妬みを気にして縮こまらない」ということです。
あなたが強みを見つけ、活躍すればするほど、他人の妬みをともなうのは避けられません。
大事なことは、自分自身に集中することです。
そして、まわりの意見も、自分が尊敬できる人でかつ、自分のことをよく知っている人の意見だけに注目することです。
まわりばかりを見すぎていると、自分の強みに集中できなくなってしまいます。(Via:71-72頁)
まわりの人が自分の強みに妬んできた時は、落ち込むのではなく、それを逆手にとって利用するのも一つの手です。
妬まれるということは、他人からあなたの強みが羨ましいと思われている証拠。
つまり、相手は無意識にあなたの長所を認めてくれているのです。
「おっ、この人、私の強みを羨ましいと思って嫌味を言ってきたな。そうかここが私の長所なんだな。教えてくれてありがとう」
少し考え方を変えるだけで、自らが嫌な気持ちになることを回避できます。
それどころか、「教えてくれてありがとう」と相手に感謝することもできます。
妬んでくる相手に感謝の気持ちを示せば、相手は「嫌味で言ったつもりなのに、なんで感謝されているんだろう」と申し訳のない気持ちになります。
すると、次からあなたの強みを正直に褒めてくれることでしょう。
自分も相手の強みを正直に伝えることができれば、「褒めあい同盟」が結ばれます。
「褒めあい同盟」を結ぶことで、お互いの強みを再確認し合うことができます。
次の章では、まわりの人と褒め合う関係をつくるための詳しい方法を紹介します。
強みを見つけて褒め合うことで、お互いが伸びやすくなります。
逆に弱み(悪い点)ばかり指摘しあうと、伸びにくくなるだけではなく、相手に対する恨みすら溜まってしまいます。
互いに尊敬できる友人をもち、「褒め合い同盟」をつくっていくことです。
すなわち、自分ではなかなか見えにくい強みを、人から見つけてもらうわけです。(Via:85頁)
自分の強みを教えてくれる人を大切にすることです。
自分の強みを教えてくれる人は、家族、友人、恋人、先生等、どんな人でも構いません。
自分の強みを教えてくれる人を大切に。
ただし、褒め合う時に注意することが1つあります。
それは、おべんちゃらではいけないということです。
口先だけや、ご機嫌取りにならないこと。
言われている側は、相手が本気で言っているのか、それともうわべで言っているだけなのかを、無意識に判断しています。
自分にはない相手のすぐれている点を見つけ、その点を個別具体的にエピソードを交えながら、「そこがいいところだよね」と褒め続けるのです。(Via:85頁)
単に「いつも明るいね」と伝えるのではなく、具体的エピソードを交えて、
「この間、オフィスの雰囲気が悪かった時に、いつも明るい君が入ってきてくれて助かったよ。おかげで雰囲気が一気に良くなった。ありがとう!」
などと伝えることで、相手はより自分の強みを見つけやすくなります。
すぐれた点を具体的に褒め合う
互いに褒め合い助け合う
この発想を常に持って習慣化していくことで、自分も他人に褒めれる人間になります。
そうすると、自然に自分の強みが見えてくる。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は、勝間和代氏の『やればできる–まわりの人と夢をかなえあう4つの力–』から「しなやか力」について紹介しました。
やればできる自分になるために、まず必要なことは「しなやか力」です。
①【自分の強みを見つける】
そのための3つの方法を紹介しました。
ストレングスファインダーテスト、MBTIテスト、自分史をつくる。
自分の強みを見つけることが、やればできる自分になるための第一歩です。
②【強みを発揮できる環境を整える】
他人の妬みをプラスに捉える。
そうすることで、自分の長所に気づくことができます。
そして相手に感謝します。
嫌味を言ってくる相手と「褒め合い同盟」を結ぶことができるかもしれません。
③【まわりの人と強みを褒め合う】
強みを教えてくれる人を大切にします。
褒め合う時には、うわべだけのおべんちゃらではイケマセン。
具体的に、自分にはない相手のすぐれているところを心から褒めます。
やればできる自分になるために必要な、「しなやか力」はこうした方法で育てていくことができます。
長々と文章書いてきましたが、端的にいうなら
自分の強さを見つけて、
その強さを認めてもらって、
自分も相手の強さを認める
ということです。
認め合うことが大切だと実感しました。
批判からは何も生まれません。
生まれるのは恨みだけです。
認め合い、助け合い、支え合い
この考え方を、ぜひ習慣化したいですね。
次回はやればできる自分になるための「したたか力」について紹介します。
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