あなたは、とらわれに苦しめられていませんか?
どうも。masa☆くるぷぴぃ(@masataro_2525)です。
今の私たちが当たり前に考えていること、感じることは、本当にそうなのでしょうか。
もしかしたら、今までの人生の中で、周りの人の影響を受けて作られた考え(とらわれ)なのかもしれません。
さて今回は、はづき虹映氏の『とらわれない生き方』から学んだことをシェアしていきたいと思います。
今の私たちの考えには、ある種の「とらわれ」があるかもしれません。
では、早速!
規則やルールは何のためにあるのでしょうか。
もちろん私たちが生きていく上で、多くのルールや規則の下で生活していく必要があります。
しかし、私はルールや規則というものは、みんなが気持ちよく暮らしていくためにつくられた、一種のマニュアルやガイドラインのようなものでしかないと考えています。
マニュアルやガイドラインは、あくまでマニュアルやガイドラインに過ぎない。
「ルールや規則を守ること」が、先にあるのではありません。「お互いが気持ちよく暮らすこと」がルールの目的であり、優先事項なのです。(Via:21頁)
もし私たちが、ルールや規則に縛られて、息苦しく生きているのなら、そのルールや規則は「お互いが気持ちよく暮らすこと」という、本来の目的からそれていることになります。
気持ちよく暮らすためのルールが、私たちを苦しめていては本末転倒。
現在の日本では、人を殺せば犯罪になります。しかし、国が変われば必ずしもそうではありません。
つまり、ルールや規則は絶対的ではないということです。
一般的なルールや規則がどんなときも、必ず正しいということはない。
ルールは、自分自身で「自分や他人が傷つくことなく、気持ちよくいられるか」を考えればいいと思います。
その時あなたが考え出したことが、ルールです。
つまり、ルールや規則は自分自身が主体的に決めていくことなのです
とらわれワードと聞いて、「何それ?」と思った方もいらっしゃると思います。
とらわれワードとは、「電車は時間通りに到着して当然」「子供は親の言うことを聞くべき」といったような固定概念のことです。
「当然」「当たり前」「すべき」と口にしたくなったら、あるいは、口にしてしまったら ⋯ ⋯、それは間違いなく「とらわれサイン」。
これらの言葉を口にしてしまったら、まず、「自分がとらわれているのかもしれない ⋯ ⋯」と、気付くことから、全ては始まるのだと覚えておきましょう。(Via:33頁)
たとえば、日本では電車が時刻表から1分1秒でも遅れたりすると、利用者の非難の声が絶えません。
しかし、シンガポールの地下鉄MRTには、時刻表がありません。だからといってシンガポールの人々は、クレームをつけることもありません。
このように、日本の当たり前が世界の当たり前ではありません。自分の当たり前が、他人の当たり前ではありません。
私たちは「当たり前だ」と言われていることを、「本当にそうなのか?」と自ら考える手順を踏まず、無意識に受け入れたり、他人に押し付けたりする癖があります。
普段当たり前だと思っていることも、もしかしたら、自分自身が今までの経験にとらわれているだけのかもしれません。
そんな「とらわれワード」から脱するためにも、1つ1つの行動や自身の「本音の心」を見直す時間を作ることが大切です。
こうした言葉を耳にしたら、その考えに「とらわれ」がないかどうか、一度自分で考えてみるのがよさそうです。
最後に、社会人への「とらわれ」についてです。
「社会人」が「実社会で働く人」であっても、そもそも「働く」という言葉の中には、「就職する」とか、「お金を稼ぐ」とかいう意味はどこにもありません。(Via:86頁)
「社会人=就職、お金を稼ぐ」といった考えはありませんか?
以前の私には少なくとも、このような考えがありました。
しかし、実際そうではないことに気がつきました。
「働く」という漢字を見ても、「にんべん」に「動く」ですから、「人が動く事」は、すべて「働くこと」だと言えるでしょう。(Via:86頁)
たとえば、就職することやお金を稼ぐことを働くというのならば、専業主婦(主夫)は働いていないことになります。
しかし、専業主婦(主夫)は働いていないか、と聞かれるとそうではありませんよね。
私が考える「社会人」とは、文字通り「働く人」。「はた(=周りの人)を楽にする」、つまり「まわりの人を楽しい気持ちにさせる人」のことだと想っています。(Via:87頁)
働くということは、本来「喜び」なのです。
「喜び」を感じるはずの「働く」ことが、「義務」になってしまってはどうしようもありません。
働くことが必ずしも、就職することやお金を稼ぐことではないということです。
働く=就職する・お金を稼ぐ
こうした考えも、一種の「とらわれ」なのではないのでしょうか。
そんな「とらわれ」にストレスを感じるのではなく、自分が「喜び」を感じることに全てを注ぎ込んでいきたいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は、はづき虹映氏の『とらわれない生き方』から学んだことをシェアしました。
自分自身が気づかないうちに「とらわれ」に支配されていることがあります。
それに気付くことで、本当の自分の気持ちを知ることができます。
そして、何よりも周りに振り回されずに自分のペースで生きていくことができる。
「とらわれ」に縛られることなく、自分らしく生きていきたいですね。
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